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「ヤンキー君と白杖ガール」日テレでドラマ化!弱視の女子高生・ユキコ役は杉咲花

2021年07月13日 05:02  コミックナタリー

コミックナタリー

「ヤンキー君と白杖ガール」1巻 (c)うおやま/KADOKAWA
うおやま「ヤンキー君と白杖ガール」のTVドラマ化が決定。「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」というタイトルで、日本テレビ系にて10月より毎週水曜22時に放送される。

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「ヤンキー君と白杖ガール」は盲学校に通う弱視の女子高生・赤座ユキコと、彼女に恋をしたヤンキーの黒川森生を軸に描くラブコメディ。単行本はKADOKAWAより5巻まで刊行されており、最新6巻は7月21日に発売される。ドラマ化にあたり、うおやまは「『見えにくさ』を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています」と喜びを綴るとともに「マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!」とコメントした。

ドラマではユキコ役を杉咲花が担当。ユキコは「色がうっすらわかる」「ルーペを使えば大きい字を認識できる」程度の弱視で、外を歩くときは白杖を持っている。勝ち気だけど恋には臆病な性格で、気を許すと天然で可愛らしい一面も見せるという役どころだ。杉咲は「一見交わることのなさそうな二人が惹かれあっていく姿にキュンとしたり、ハラハラさせられたり、思わず笑ってしまったり。そして、自分にとってのコンプレックスだと感じていたものすらも、なんだか愛おしく感じられる瞬間があるような、観てくださる方にとって勇気づけられるような作品になったらいいなと思っています」と視聴者へメッセージを寄せた。なお森生役のキャストなど、ドラマの詳細は順次発表されていく。

■ うおやまコメント
「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています。
マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!

■ 杉咲花(赤座ユキコ役)コメント
──原作を読んでの感想
二人が少しずつお互いのことを知りながら、不器用に惹かれあっていく姿がコミカルに描かれる中で、「普通ってなんだろう?」ということを問いかけている作品で、すごくリアリティを感じました。胸がキュンとしたり、思わず笑ってしまったり、応援したくなるような描写もありつつ、共感できるポイントもたくさんある作品だと思います。

──ユキコという主人公をどう感じたか。自身との共通点は?
とてもピュアな人だと思いました。
恋に対して臆病になってしまっているユキコが、森生からのアプローチに強気で反応しながらも実は動揺してしまっているという姿はとても可愛らしくて、クスッと笑ってしまうような愛おしさのある人だなと感じました。
共通点は、自分が身につけるものにこだわったり、それを楽しんでいるところです。
また、不器用でうまく伝えられない部分もありながら、基本的には自分の感情に正直で、嘘をつかない素直なところに魅力を感じました。

──ユキコの恋の相手となる森生というキャラクターの印象
「海は広い! 犬は可愛い! ユキコさんが好き!」みたいな…。感情のホームランを常に打ち続けているような真っ直ぐさが憎めないなと感じ、とても好きなキャラクターです。

──この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージ
一見交わることのなさそうな二人が惹かれあっていく姿にキュンとしたり、ハラハラさせられたり、思わず笑ってしまったり。そして、自分にとってのコンプレックスだと感じていたものすらも、なんだか愛おしく感じられる瞬間があるような、観てくださる方にとって勇気づけられるような作品になったらいいなと思っています。
ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

■ 日本テレビ情報・制作局 森雅弘プロデューサーコメント
とにかく明るく、パワフルで優しいうおやまさんの原作を、杉咲花さんと言う素晴らしい俳優さんとテレビドラマ化できる事が本当に楽しみです!
誰しもが「心のすさみ」を感じる事が増えた今の時代だからこそ、人を理解し、少しでも優しくなれるきっかけとなるような、少しでも前向きな気持ちになれるようなドラマをお届けできるよう頑張ります。

■ ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」
2021年10月より日本テレビ系にて毎週水曜22:00~放送

□ スタッフ・キャスト
原作 :「ヤンキー君と白杖ガール」(うおやま / KADOKAWA)
脚本:松田裕子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:森雅弘、小田玲奈、鈴木香織(AX-ON)
演出:内田秀実、狩山俊輔
出演:杉咲花

※記事初出時、放送情報に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。