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ヘンリー王子&メーガン妃「子供は2人まで」の決断で英チャリティ団体の特別賞を受賞

2021年07月11日 16:01  Techinsight Japan

Techinsight Japan

世界人口デーを記念する特別賞を受賞したヘンリー王子夫妻(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年10月2日付Instagram「In Tembisa, Johannesburg, today The Duke and Duchess visited to meet young entrepreneurs at the YES hub」』のスクリーンショット)
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、子供を2人しか持たないという決断をしたことにより英チャリティ団体「Population Matters」から称えられた。“サステナブル(持続可能)な人類の人口”を求めて活動する同団体は、夫妻の決断が環境への影響を軽滅しているとして特別賞に表彰すると発表した。

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国際記念日である世界人口デーを11日に迎えることを記念し、「Population Matters」の公式ウェブサイトが世界中の個人や組織に賞を授与すると発表した。

受賞者に選ばれたのは、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の推進や環境を保護し、人類が直面している課題と解決策について人々を啓発するという先進的で効果的、かつ勇敢な活動を行った人々や団体だ。この中で、ヘンリー王子とメーガン妃には特別賞が授与された。

同団体の広報担当者は、受賞の理由について「サセックス公爵夫妻は、子供を2人だけに限定するという選択を公にすることで、彼らがより良い未来を確保し、他の家族にとっての模範となっている」と説明し、こう続けた。

「少人数の家庭を持つことは地球への影響を軽滅し、私達の子供やその子供達、さらに将来の世代が健全な地球上で繁栄するための良い機会を与えることになる。夫妻がこの賢明な決断をしたことと、小さな家族でも幸せであると肯定したことを称賛します。」

ヘンリー王子は2019年に英版『VOGUE』で、「Population Matters」のパトロンを務める英動物行動学者ジェーン・グドール博士と対談した。話題が子供を持つことになった際、グードル博士が「多すぎないことね」と言うと、王子は「多くても2人まででいい」と答えていた。

また王子は「僕は常に自然とのつながりを持ち、自然を愛してきた」と言い、自分達が住む地球について「この場所は借り物であることを感じている。我々は皆、次世代のために何か良いものを残せるはずだ」とも述べている。

ヘンリー王子とメーガン妃には2019年5月に第1子アーチーくんが誕生、今年6月には第2子リリベットちゃんが生まれたばかりだ。

王子は今年5月に配信開始したApple TV+の番組『The Me You Can’t See』の中で、環境問題と子供達の生活についてこのように語っていた。

「気候変動は、世界が直面している最も差し迫った問題のひとつだ。今の時代に育った子供達は、住んでいる場所によって自国が火事や水没、家や森が破壊されたりなどとかなり憂鬱な状態になっている。」

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年10月2日付Instagram「In Tembisa, Johannesburg, today The Duke and Duchess visited to meet young entrepreneurs at the YES hub」』『Population Matters 2021年7月10日付Twitter「We're proud to give awards to people from all over the world who are working hard to empower and enlighten people, and to make the world a better, safer place.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)