お店で気軽にお酒を飲めない中、注目が集まっているのが微アルコールやローアルコール、低アルコールと呼ばれるドリンク。ノンアルコールだとなんだかちょっと物足りないという気持ちに健康志向も後押しして、人気が高まっているよう。そこで今回は、新たに登場した微アルコールドリンクやローアルコールドリンクをご紹介。お家でもお店でも、お酒のような味わいを楽しんで。
まるでビールを飲んでいるような満足感。新商品もデビュー
2021年3月に発売された「アサヒ ビアリー」はアルコール度数0.5％ながらも、麦のコクと旨味が感じられるビールテイスト飲料。本格的な味わいが楽しめるとして、「こういう商品が欲しかった」「今までのノンアルとは違う」と人気を集めているそう。
6/29（火）には第2弾としてフルーティーな香りとコクが特徴の「アサヒ ビアリー 香るクラフト」が新発売。
「『ビアリー』は、読書や映画、料理など、自分のペースで好きなことをしながら、自由に楽しんでいただきたいです。『香るクラフト』は、ランチや夕食前のちょっとした時間、ひとりでリラックスしたいときにもおすすめ。華やかな香りに癒されます」（アサヒビール株式会社 新価値創造推進部 小野祐花里さん）
アサヒビール／アサヒ ビアリー・アサヒ ビアリー 香るクラフト
価格：各195円
容量：各350ml
アルコール度数：各0.5％
沖縄ならではの素材を使ったボタニカルなドリンク
オリオンビールから登場した「DOSEE（ドゥーシー）」は、沖縄産のハーブ・月桃を原料の一部に使い、アセロラやシークヮーサーなどのフルーツフレーバーが付いたアルコール入り炭酸ドリンク。アメリカでは“ハードセルツァー”の名で、ビールの代替品として親しまれているそう。甘すぎず、キリリとドライな味わいは食中にもぴったり。
「アルコール2％なので、心地よくスマートにお酒を楽しめます。また、3フレーバーあるので、料理に合わせてフレーバーをお選びいただけます。シークヮーサーはタコスやハンバーガーなど味の濃い肉料理、グレープフルーツは魚貝のお料理とよく合います。アセロラは野菜や肉、フルーツなどを使ったサラダやピッツァと相性抜群です」（オリオンビール株式会社 マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション/EC課 崎山茜さん）
オリオンビール／DOSEE（ドゥーシー）
価格：オープン価格
容量：250ml
アルコール度数：2％
上質なホテルのバーでいただく、微アルコールのハイボール
東京ステーションホテル内のバー＆カフェ「カメリア」では、お酒の提供自粛期間が続くなか、バーに訪れる人に少しでも楽しんでもらえたらという思いから、アルコール度数が0.3～0.5％というハイボールテイストのドリンクを開発したという。
「コーン茶をベースに酸味や甘味、スパイスなどを加えて、爽快な口当たりのナチュラルテイストと、奥深い味わいのスモーキーテイストの2種類が完成しました。どうすればハイボールの風味に近づけられるか、バーテンダーとしてのこれまでの経験と知識を頼りに、何度も試作して作り上げたものです。通年でご提供いたしますので、アルコールがあまり強くない方もぜひお楽しみください」（バーテンダー・和栗富士也さん）
東京ステーションホテル バー＆カフェ「カメリア」
微アルハイボール（ナチュラルテイスト・スモーキーテイスト）各1500円（税・サ込）
東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL.03-5220-1951
ロー＆ノンアルコール専門バーでいただくサマーカクテル
「LOW-NON-BAR」は、珍しいロー＆ノンアルコール専門のバー。国内外のロー＆ノンアルコールドリンクが揃うほか、オリジナルカクテルも充実。リクエストに応じてお酒の強さを調整してくれて、希望の方にはノンアルコールにもできるそう。今回おすすめいただいたのは、夏にぴったりのローアルコールカクテル2種類。
「写真左の『perfume_001』は、香り高いフレーバードティーをベースにスパイスやフルーツ、コーヒー豆を漬け込んだカクテル。飲む直前にシャボン玉を割って、なかに閉じ込めたローズマリーの香りをお楽しみいただきます。右側の『マナナ』はバナナの香りを移したラム、パロサントという香木のシロップ、ノンアルコール日本酒をブレンドし、ソーダで満たしたカクテルです」（店長・高橋弘晃さん）
Low-Non-Bar（ローノンバー）
perfume_001 1300円、マナナ 1400円
東京都中央区日本橋3-2-4 nefi nihombashi 1F
TEL.03-6665-6022
＜上記住所での営業は7/17まで、7/20～下記に移転＞
東京都千代田区神田須田町1-25-4
LOW-NON-BAR マーチエキュート神田万世橋店
TEL.03-4362-0377
