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GR8店内に常設ブックスペースがオープン、小宮山書店の書店員がヴィンテージブックをキュレーション

2021年07月06日 14:21  Fashionsnap.com

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高橋優香がセレクトしたブックスペース Image by: GR8
1939年創業の老舗書店「小宮山書店」に勤める高橋優香による常設のシークレットブックスペースが、「グレイト(GR8)」の店内にオープンした。「NO CONCEPT OF TIME」をコンセプトに掲げ、独自の切り口でセレクトしたヴィンテージのアートブックを中心に取り揃える。

 高橋は1986年生まれ。アラーキーの愛称で知られる写真家 荒木経惟による写真集「食事~情事なり~」をきっかけに写真集の表現の素晴らしさを知り、渡辺真史が手掛けるメンズブランド「ベドウィン アンド ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」 を経て、ニューヨークに留学しアートブックの世界に出会ったという。帰国後は、神保町で80年以上の歴史を持つ老舗で、独自の審美眼で蒐集した名作写真集やファッション関連の書籍などを取り扱う小宮山書店に勤務。アートの買い付け、選書、アート/エロティックアートのフロアを担当している。
 グレイトのシークレットスペースでは、一点ものの写真集やフリークス、クィアアート、1990年代のファッション誌などをラインナップ。本を通じてのコミュニケーションや出会いのあるカルチャーを共有できる場を目指して営業していくという。

■GR8住所:東京都渋谷区神宮前 1-11-6 ラフォーレ原宿 2.5 F問い合わせ:03-3408-6908公式サイト