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文學界最新号のテーマは「ファッションと文学」、朝吹真理子×ユキ フジサワ×村田沙耶香の特集など収録

2021年07月06日 12:52  Fashionsnap.com

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文學界(2021年8月号) Image by: 文藝春秋
文藝春秋が発行する純文学の文芸誌「文學界」が、ファッションにフィーチャーした新刊「文學界8月号」を7月7日に発売する。現在アマゾン(Amazon)では予約を受け付けている。また、7月16日には誌面に登場する「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」の藤澤ゆきと、小説家の朝吹真理子、村田沙耶香によるトークイベントが本屋「文喫 六本木」で開催される。

 誌面ではファッションと文学を切り口に、藤澤ゆきが朝吹真理子と村田沙耶香とともにワンピースを作る過程を描写した特集をはじめ、鷲田清一の書籍「ひとはなぜ服を着るのか」に感銘を受けた2人、島本理生と山崎ナオコーラによる「誰のために服を着るのか」についての対談や、「まとふ(matohu)」の堀畑裕之と関口真希子、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和、「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」の横澤琴葉、「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」の青木明子、「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」の吉田圭佑、「ボーリングアフタヌーン(BORING AFTENOON)」のアチキ(三宅英正)と中里周子らのエッセイを掲載。そのほか、クラインシュタイン代表の小石祐介による批評、スタイリストの伊賀大介や、クリス-ウェブ佳子、「ミュベール(MUVEIL)」の中山路子らの書籍紹介特集などが収録されている。
 また本屋「文喫 六本木」では7月7日から8月9日の期間、「文學界8月号」とのコラボ企画「ファッションと言葉」展を開催。藤澤ゆき、朝吹真理子、村田沙耶香が共同制作した2着のワンピースや、ワンピースのテーマとなった「夢」「記憶」「断片」などのキーワードから選書した本、「文學界8月号」誌面には収まらなかった制作の様子、制作に用いられた「雲母」や箔などが展示される。このほか、書籍紹介特集のコーナーの設置や、ワンピースに使用された「記憶の箔」付き「文學界8月号」やユキ フジサワのアイテムの特別販売が行われる。

■企画展「ファッションと言葉」概要期間:2021年7月7日(水)~8月9日(月・祝)住所:文喫 六本木 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F時間:9:00~21:00※東京都の感染拡大防止措置に従い、閉店時間を20:00に短縮する場合あり。入場料:平日1650円、土日祝1980円(いずれも税込) ■特別企画「2着のワンピースができるまで」トークイベント開催日時:7月16日(金)19:00~21:00登壇者:藤澤ゆき、朝吹真理子、村田沙耶香申込URL参加方法:店頭またはオンライン視聴定員(店頭参加):20名料金:1.店頭参加(イベント参加+文喫限定「記憶の箔」付き「文學界8月号」)2,690円   2.オンライン(イベント視聴+文喫限定「記憶の箔」付き「文學界8月号」)2,030円   3.オンライン(イベント視聴のみ)990円(いずれも税込)