トップへ

ラッセル「アロンソを抑え続けるのは不可能だった。僅差で入賞を逃し本当に悔しい」:ウイリアムズ F1第9戦決勝

2021年07月06日 07:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2021年F1第9戦オーストリアGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2021年F1第9戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは11位、ニコラス・ラティフィは16位でレースを終えた。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=11位
 近いようで遠かったね。スタートの蹴り出しは良かったんだけど、その直後に角田(裕毅)がチームメイトとの接触を避けようとして、僕の目の前で派手にロックアップした。それでこっちもブレーキを踏まざるをえず、いくつか順位を下げてしまったんだ。

 でも、それがレースの結果を変えたとは思わない。結局のところ、僕らより速いクルマは、僕らより前でフィニッシュすることになるからね。チームにとって10位と1ポイントは優勝にも等しい価値があり、僕もそのために全力を尽くして戦った。あの状況で背後から迫ってくるドライバーとして、フェルナンド(・アロンソ)は他の誰よりも嫌な相手だ。彼には勢いがあり、僕のタイヤの状態を考えれば、抑え続けるのは不可能だった。

 これほどの僅差でポイントを逃すのは、本当に悔しいけど、大きく進歩しつつあるのは間違いない。このポジティブな感じを維持して、シルバーストンのレースに臨みたい。

■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=16位
 僕にとっては、淡々としたレースだった。オープニングラップの混乱にも巻き込まれず、その後はレースの大半を通じて単独でのドライブになった。まだ全体としてペースが遅いように感じたが、先週と比べるとクルマのフィーリングがずっと良くなっている部分もあった。その点では間違いなく進歩している。次のレースに向けて、さらに改善できるところを探したい。