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六本木アートナイト2021が開催、メインアーティストに村上隆を起用

2021年07月05日 20:12  Fashionsnap.com

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メインヴィジュアル ©2021 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©︎MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro
アートイベント「六本木アートナイト2021」が、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウンを含むエリアで開催される。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会期を通常より長く設定。9月23日から26日の期間に一般開催し、一部の展示は11日から先行で公開する。メインアーティストに村上隆を起用。このほか、村上がキュレーションした計12組のアーティストの参加が決定している。

 六本木アートナイトは2009年から継続的に開催されてきたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止。今年2月には、アートの灯を絶やさないための新たな試みとして、オンライン企画「六本木アートナイト スピンオフ・プロジェクト」を開催し、新コンテンツ「六本木アートナイト・デジタル(以下、RAN TV)」を始動した。六本木アートナイト2021は、同企画やコンテンツの内容を引き継ぎつつ、デジタルとリアルを融合したハイブリット形式で開催する。
 村上が手掛けるメインプログラムとして、「ドラえもん」とのコラボレーション新作となる全長10mの大型バルーンアートを、六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3ヶ所に展示。メインヴィジュアルでもドラえもんを使用し、アーティスト MADSAKIと村上がコラボして制作したフラワーモチーフを周りに散りばめた。また、「レディメイド(READYMADE)」を手掛けるデザイナー 細川雄太、村上隆の弟子として知られるアーティスト ミスター(Mr.)、イラストレーター タカノ綾といった計12組のアーティストが参加し、ドラえもんをモチーフにした作品を発表する。このほか、デジタルコンテンツとして映像作品や演劇、トークプログラムなどをRAN TVで配信する。

■六本木アートナイト2021会期:2021年9月23日(木・祝)~26日(日)(※9月11日から一部作品を先行展示予定)会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースデジタル会場:RAN TV入場料・視聴料:無料(※一部のプログラムおよび美術館企画は有料)公式サイト