トップへ

「100日間生きたワニ」新場面カット6点、キャストがオリジナルストーリーへの思い語る

2021年07月05日 17:04  コミックナタリー

コミックナタリー

映画「100日間生きたワニ」場面カット
きくちゆうき原作によるアニメ映画「100日間生きたワニ」の新たな場面カットが6点公開された。

【大きな画像をもっと見る】

今回公開された場面カットには、ワニ、ネズミ、モグラ、センパイ、イヌが仲睦まじく集合写真に収まっている姿や、ワニが現れなかったお花見から100日後に街にやってきた、映画オリジナルキャラクター・カエルの姿などが切り取られた。

原作から新たな物語が追加された映画について、ワニを演じた神木隆之介は「僕はワニを演じ、ワニに共感する人なので、その後のことについては少し他人事のような気もしているのですが、倫くんや昴くんたちが、時間がある意味で止まってしまったところからどう向き合うのか、そしてその時間がまたどうやって溶けていくんだろうというのを楽しみにしています」とコメント。またワニの親友であるネズミを演じた中村倫也は「映画になるということは、何か物語の芯が必要だと思うんです。原作にもそれはありましたが、映画になったことによってその深度は増したのかなと思います」、おなじくワニの親友であるモグラを演じた木村昴は「監督が作品を作るにあたっての想いをアフレコ前に伝えてくださったんですが、コロナ禍を経て人々の価値観も変わってくるなかで、新しく脚本を書き直したいと。時代を、今を生きる物語なんだなというところに改めて魅力を感じた。そのなかで、映画である醍醐味がより出てきたと思う」とそれぞれ思いを語った。

さらにワニが思いを寄せるバイト先のセンパイを演じた新木優子は「最初に原作を読んだ時に、個人的にその先の物語が気になっていたので、映画で(その後の物語が)描かれると聞いて嬉しかったし、自分が想像していた以上にワニの気持ちに寄り添うことができて、一読者として嬉しかったです」と喜びを明かした。

「100日間生きたワニ」はきくちがTwitter上で100日間投稿し続けた4コママンガ「100日後に死ぬワニ」を原作とした映画。7月9日に全国公開される。

■ アニメ映画「100日間生きたワニ」
2021年7月9日(金)公開

□ スタッフ・キャスト
原作:きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」
監督・脚本:上田慎一郎、ふくだみゆき
音楽:亀田誠治
主題歌:いきものがかり「TSUZUKU」(Sony Music Labels)
製作:市川南、大田圭二
共同製作:藤川克平、中尾恭太、春山ゆきお、辻野学、五老剛
エグゼクティブプロデューサー :山内章弘、上田太地
プロデューサー:臼井真之介、山中一孝
コンテ・アニメーションディレクト:湖川友謙
美術監督:徳田俊之
色彩設計:池田ひとみ
撮影監督:簡佳瑩
製作:「100日間生きたワニ」製作委員会
アニメーション制作:TIA
配給:東宝
出演:神木隆之介、中村倫也、木村昴 / 新木優子 / ファーストサマーウイカ、清水くるみ、Kaito、池谷のぶえ、杉田智和 / 山田裕貴

(c)2021「100⽇間⽣きたワニ」製作委員会