左からユウスケ(ex. HIGH and MIGHTY COLOR)、三宅健太、永塚拓馬、畠中祐、小林千晃、緑川光、松本保典、ASH DA HERO。 TVアニメ「SK∞ エスケーエイト」のイベント「SK∞ エスケーエイト 愛の仮面舞踏会(マスカレード)」が、去る7月4日に埼玉・戸田市文化会館で開催された。本記事では昼の部のレポートをお届けする。
【大きな画像をもっと見る】 内海紘子監督とボンズがタッグを組み、1月より放送されたアニメ「SK∞ エスケーエイト」。生配信も行われたイベントには暦役の畠中祐、ランガ役の小林千晃、MIYA役の永塚拓馬、シャドウ役の三宅健太、Cherry blossom役の緑川光、ジョー役の松本保典が出演した。トークパートではキャスト陣がさまざまな質問に答える「俺たちの無限大トーク!!」を展開。まずはスクリーンに仮面が映し出され、子安武人演じる愛抱夢が「これは驚いたというストーリー展開」を尋ねる。永塚はここまで強いとは思っていなかったとランガの強さを取り上げ、畠中・小林・三宅は「広海ちゃんの行く末」を挙げた。畠中は広海が殴られて退場したことに衝撃を受けたと返答。小林は広海がここまでほかのメンバーと仲良くなったことが意外だったという。三宅は店長と一緒にいた男性の存在に触れ、おそらく彼は親戚のおじさんで、広海の恋は終わっていないと訴える。緑川は1話で消えると思った広海が、どんどん愛されキャラになっていく様子に驚いたと加えた。
「SK∞ エスケーエイト」で一番びっくりしたことについて質問されると、松本・緑川・永塚は、“S”でのビーフシーンをピックアップ。松本は内海監督が会場に来ていないことを確認しつつ、人を殴れたり爆竹の使用が可能だったりする奇抜な設定に戸惑ったと正直な気持ちを明かす。永塚は、愛抱夢がレース中にスケートボードを降りたのち、それを持ってCherryを殴ったときの衝撃を熱く語った。緑川も同意しながら、想像以上だったと言及。畠中は愛抱夢がスケートボード上でタップを踏むときの作画を絶賛した。内海監督からの回答も寄せられ、最終話のシナリオ初稿で、シリーズ構成・脚本の大河内一楼が、菊池に「ワン」と言わせたことだと発表。その後「はい」にリテイクされたという本編の同シーンが流れると、一同はもう「ワン」にしか聞こえないと反応を示した。
「1日だけカーラを使えるなら何をお願いする?」との質問に畠中は、よく落ち着きがないと言われるため、カーラに注意してもらいたいと願望を打ち明ける。その使い方に対して、キャスト陣からいじられる畠中。小林は交通手段で迷ったときに最短ルートを教えてもらいたいと述べ、緑川・松本から、カーラじゃなくてスマホでいいのではとツッコまれた。そのほかトークパートには、菊池忠を演じた小野賢章がビデオメッセージで参加。愛抱夢こと神道愛之介と菊池との立ち位置や、関係性を大切に演じたとコメントを残した。
イベント後半では、キャストによる生アフレコを披露。第2話「はじめてのサイコー!」、第6話「湯けむりミステリースケート?!」、第8話「宿命のトーナメント!」、第7話「つりあわねーんだよ」、第10話「言葉のいらないDAP」の名シーンが次々と再現されていく。第10話のシーンでは、畠中と小林がそれぞれのセリフに合わせ、劇中で描かれる“DAP”をする場面も。さらに劇中歌「Dimensions of the Wind」を歌うASH DA HERO、「Seize the Moment!!」を歌うユウスケ(ex. HIGH and MIGHTY COLOR)がそれぞれの楽曲を披露し、イベントに彩りを添えた。
最後の挨拶で松本は、最終話のアフレコを1人で行ったことに触れ、ほかのキャストとともに生アフレコができたことへ感謝し、緑川はスケートボードで人を殴らないよう注意を促す。三宅は会場でのサイリウムの美しさに感激し、永塚は生アフレコを届けられたことを喜んだ。小林は、まだまだ不完全燃焼であると述べ、2期を実現させたいと意気込む。畠中は「SK∞」の熱が冷めやらないことを語り、またこういう時間を共有したいとファンにメッセージを贈って、イベントを締めくくった。
なおイベントの模様は本日7月5日23時59分までアーカイブ配信が行われ、視聴チケットは21時まで販売中。またキャストのインタビューを収録したパンフレットや、イベントビジュアルを使用したアクリルマスコットなどのグッズが、7月17日23時59分までANIPLEX+で受注販売されている。さらに「SK∞ エスケーエイト 愛の仮面舞踏会(マスカレード)」の夜の部では、アニメの舞台化および新作プロジェクト始動が発表された。
(c)ボンズ・内海紘子/Project SK∞