2021年F1オーストリアGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは12番手、カルロス・サインツJr.は11番手だった。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=12番手
予選を終えた今、複雑な気持ちだ。Q3に進出できない可能性があるのは分かっていたけれど、自分たちの戦略に合わせてミディアムタイヤでQ2のタイムを出すことを優先した。ラップ自体はかなりよかったんだ。でも残念ながら、同じコンパウンドで僕たちより上のタイムを出したライバルたちがいた。
今週末、レースペースは良いし、スタート時のタイヤを自由に選択することができる。明日に向けてどの作戦がベストなのかを正確に分析する必要があるね。自分たちの前には多くのマシンがいてそのなかにはミディアムでスタートするドライバーもいるってことを考慮しなければいけない。それによって僕たちのアドバンテージは小さくなり、状況はさらに難しくなったけれど、明日もベストを尽くすつもりだよ。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=11番手
今日はミディアムタイヤでQ3進出を目指すというリスクを冒すことに決めた。ミディアムで最初のアタックがうまくいったので、2回目のアタックもミディアムで行ったが、残念ながら1000分の6秒差でノックアウトされてしまった。タイム差はほとんどなかったし、今週成し遂げた着実な進歩を見せることができなかったから当然満足はしていない。
今週はバランスとセットアップ、自分のドライビングスタイルの改善に取り組んだからQ3でもいい結果が残すことができたはずだ。とにかくレースは明日だし、僕たちの目標はここオーストリアで(先週のように)もう一度強いレースをして、できる限り多くのポイントを得ることだ。