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【タイム結果】F1第9戦オーストリアGPフリー走行3回目

2021年07月03日 20:31  AUTOSPORT web

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2021年F1第9戦オーストリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第9戦オーストリアGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは7番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは4番手、角田裕毅は12番手となっている。

 金曜日のFP1とFP2では新構造のリヤタイヤのテストが行われたが、このFP3でも引き続きテストを行うことになった。

 気温22度、路面温度は45度と昨日よりも上がっており、ドライコンディションでセッションがスタートした。序盤は各車プロトタイプのタイヤでコースインし、1分6秒台のタイムが並ぶ。ガスリーが1分6秒058、角田が1分6秒437と一時的にアルファタウリ・ホンダが1-2につけた。コース上に出たすべてのドライバーがプロトタイプのタイヤで走行していたが、開始15分を過ぎるとフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がハードタイヤに交換した。

 初日をトップで終えたルイス・ハミルトン(メルセデス)はプロトタイプで1分6秒414と6番手。チームメイトのバルテリ・ボッタスもプロトタイプでコースへ向かったが、一方でレッドブル・ホンダ勢は開始から20分を迎える頃にペレスがハードでコースイン。アストンマーティン勢は2台ともソフトタイヤだ。

 ソフトに履き替えたランド・ノリス(マクラーレン)が1分5秒762とこのセッションで初めて1分5秒台を記録してトップに立ち、2番手には0.068秒差でキミ・ライコネン(アルファロメオ)がつける。ノリスはさらにタイムを縮め1分5秒700とし、角田もタイムを更新してライコネンを上回った。

 残り31分、フェルスタッペンがソフトを履いてようやくコースイン。最初の計測ではセクター2、3で全体ベストタイムをマークし1分4秒941でトップに立った。その直前には角田がターン9でリヤが流れてコースオフしたが、なんとかコースへ復帰。ただ右リヤタイヤには大きなダメージを負った。

 セッションの折り返しを過ぎると各車一度ピットへ戻り、残り20分を切ると再びコースイン。各車ソフトで走行しフェルスタッペンが自身のタイムを更新する1分4秒591をマークし、唯一の1分4秒台でトップでセッションを終えた。ボッタスが0.5秒差で2番手、ハミルトンが0.6秒差で3番手と続き、ガスリーが僅差で4番手。以下5番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、6番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、7番手ペレス、8番手アロンソ、9番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、10番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)となっている。

■2021年F1第9戦オーストリアGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps133M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1’04.59115277V.ボッタスメルセデス1’05.12922344L.ハミルトンメルセデス1’05.27720410P.ガスリーアルファタウリ・ホンダ1’05.28027599A.ジョビナッツィアルファロメオ1’05.34527655C.サインツJr.フェラーリ1’05.34729711S.ペレスレッドブル・ホンダ1’05.39620814F.アロンソアルピーヌ1’05.43423916C.ルクレールフェラーリ1’05.48435105S.ベッテルアストンマーティン1’05.542221118L.ストロールアストンマーティン1’05.546191222角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1’05.561231331E.オコンアルピーヌ1’05.674221463G.ラッセルウイリアムズ1’05.69423154L.ノリスマクラーレン1’05.70023163D.リカルドマクラーレン1’05.72521177K.ライコネンアルファロメオ1’05.747311847M.シューマッハーハース1’06.07826196N.ラティフィウイリアムズ1’06.10517209N.マゼピンハース1’06.28928