◆【かき氷】とろとろイチゴとキャラメルソースに、氷がふんわり。三軒茶屋の人気店「和kitchen かんな」の愛されかき氷
夏になると恋しくなるかき氷。今回は、東京・三軒茶屋にあるかき氷専門店「和kitchen かんな」の名物かき氷の魅力をご紹介。やわらかい口当たりの氷と、素材の甘味を生かした自家製ソースなど、食べる価値ありのそのこだわりとは?
糖度にこだわった濃厚ソースは和のテイストもプラス
行列が絶えないこちらは、祐天寺で営業していた小料理店「もちの花」の店主が「一年中食べたくなるかき氷を提供したい」という熱い想いから2013年にオープンさせたかき氷専門店。8年間研究を重ねたシロップは、おしるこやプリン、ティラミスなどからヒントを得て生まれたもの。氷とシロップのバランスを大切にしながら、丁寧に自家製シロップ作りを続けている。
このお店の名物かき氷は、バニラビーンズを贅沢に使った自家製カスタードと、口の中でとろけるほど煮詰めたイチゴソースがたっぷりとかかった「キャラメル苺カスタード」(1000円)。
口に入れた途端、トロリととろける口当たりは、シロップというよりソースという言葉がぴったり。ソースを煮詰める際は、糖度計を使うほどのこだわりよう。「素材本来の甘味を大事にしたいので、糖度を微妙に調整しています。」とのこと。例えば「濃厚紫いも牛乳」(900円)の紫芋ソースは、氷砂糖、水飴などを使うことで濃厚な自家製ソースが出来上がるという。
ソースによって削る厚さを微妙に調整する氷は純氷を使用。たっぷりかかったソースが沈んでしまわないよう、シャキシャキ感のある固さと、潰れてしまわないよう土台を少し厚めの氷に仕上げた心づかいも嬉しい。
◆ほかにもある!お店の人気メニューや雰囲気をチェック
常連客に愛される、お店自慢の氷しるこ
おしるこからヒント得て生まれた「かんなの氷しるこ」(800円)は、創業当時からのリピーターを虜に。自家製のこし餡ソースには、ちょっぴり塩気を効かせているのが味の決め手。食べ進めていくと、氷の中からつややかでほんのり甘味のある北海道産の小豆が登場!
甘くてクリーミー!紫芋の絶品かき氷
鮮やかな色合いが特徴の沖縄産・紫芋を使用した「濃厚紫いも牛乳」(900円)。自然な甘みとクリーミーな口当たりを生かすよう、自家製ソースは氷砂糖と水飴をプラス。牛乳と練乳を煮詰めて作ったミルクシロップと絶妙なバランスも人気の秘訣。上にかかった天然の錦ゴマが味のアクセントに。
待ち時間は、世田谷公園での散策がおすすめ
パン屋さんの2階にある1面ガラス張りのお店。現在はWeb予約優先制。混雑時は順番が来るまで、近所の世田谷公園をお散歩するのもよさそう。
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