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アニメ「さんかく窓」10月に放送開始!三角康介役は島崎信長、冷川理人役は羽多野渉

2021年07月01日 18:09  コミックナタリー

コミックナタリー

TVアニメ「さんかく窓の外側は夜」ティザービジュアル。
ヤマシタトモコ原作によるTVアニメ「さんかく窓の外側は夜」が、TOKYO MX・BSフジほかにて10月に放送開始。第1弾キャストとして、三角康介役を島崎信長、冷川理人役を羽多野渉が演じると発表された。

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「さんかく窓の外側は夜」は霊が視える青年・三角と、霊を祓える冷川のコンビが怪異を解いていく“除霊ミステリ”だ。2013年3月から2020年12月まで、MAGAZINE BE×BOY(リブレ)で連載され、単行本はリブレより全10巻で発売中。2021年1月には実写映画が公開された。島崎と羽多野からはコメントが到着。島崎は「原作の、日常の中に当たり前に寄り添うようなジャパニーズホラー感がすごく好きです。そして人間ドラマとしても、非常に味わい深く、面白い作品だなと感じております」と作品の印象を語り、羽多野は「成立しているようなしてないような、彼らの凸凹コンビぶりにもご注目ください。ホラー、ミステリー、ヒューマン、いろんな要素が詰まった作品です」とアニメの見どころに触れた。

さらにヤマシタトモコからは、お祝いの描き下ろしイラストと応援コメントが届けられ、ヤマシタは「冷川と三角が動いて喋ってあれをあれしたりあれしたりあれしたりします。見てね!」とファンにメッセージを贈った。なおアニメ化を記念し、8月6日発売のMAGAZINE BE×BOY9月号より3号連続で、後日談の連載も決定した。

併せてスタッフ情報、ティザービジュアル、特報PVも解禁に。監督・キャラクターデザインを安田好孝、チーフディレクターを岩永大慈、シリーズ構成を関根アユミが務め、アニメーション制作はゼロジーが手がける。安田、岩永、関根からは、それぞれ意気込みが寄せられた。安田が描き下ろしたティザービジュアルには、アニメのロゴとともに、寄り添う三角と冷川のキャラクタービジュアルが登場している。また本日7月1日より、アニメの公式サイトと公式Twitter(@sankakumado_PR)を公開。今後の展開は、公式サイトと公式Twitter、MAGAZINE BE×BOYで、随時発表されていく予定だ。

■ ヤマシタトモココメント
私がこの世で一番びっくりしているのですがアニメになります。冷川と三角が動いて喋ってあれをあれしたりあれしたりあれしたりします。見てね!

■ 島崎信長(三角康介役)コメント
原作の、日常の中に当たり前に寄り添うようなジャパニーズホラー感がすごく好きです。
そして人間ドラマとしても、非常に味わい深く、面白い作品だなと感じております。
その魅力を 、アニメーションとしてたくさん伝えられるよう、精一杯取り組みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

■ 羽多野渉(冷川理人役)コメント
10月から放送開始するTVアニメ「さんかく窓の外側は夜」。冷川理人役の声を担当させて頂きます、羽多野渉です。冷川は有能な除霊師なんですが、つかみどころのない人物でコミュニケーションの取り方が独特です。そんな彼が、霊が見える特異体質の三角康介と出会うところから物語がスタートします。成立しているようなしてないような、彼らの凸凹コンビぶりにもご注目ください。ホラー、ミステリー、ヒューマン、いろんな要素が詰まった作品です!ぜひご覧くださいね!

■ 安田好孝(監督・キャラクターデザイン)コメント
除霊、呪い、死…。辛辣に、それでも人への優しさを忘れない視線で描くヤマシタトモコ先生の世界をアニメーション映像としてご覧いただければ幸いです。
作中には「呪い」への誘いとして、ごくありふれたモチーフを散りばめてみました。人が抱く人への思いは、すなわち「呪い」なのです。ミステリアスな青年・冷川理人との出会いで、果たして三角康介クンの日常は「怖く」なくなるのでしょうか…? キャラクターの心象風景に、ビビッドな映像を入れ込む試みにもご注目ください。

■ 岩永大慈(チーフディレクター)コメント
原作の「さんかく窓の外側は夜」は、それぞれが芯を持った個性豊かなキャラクター、繊細な感情の描写など、多くの魅力持った素敵な物語です。ヤマシタトモコ先生が織りなす独創的で魅力ある世界観を大切に、素晴らしいフィルムとなるよう全力を尽くす所存です。

最後に、ご覧頂いた視聴者様お一人お一人が、自由な解釈を持って楽しんで頂けるような映像になれば幸いでございます。

ぜひともTVアニメ「さんかく窓の外側は夜」をよろしくお願いいたします。

■ 関根アユミ(シリーズ構成)コメント
一読者としてずっと応援しているヤマシタトモコ先生の作品に、アニメスタッフとして関わることができてとても光栄です!
ヤマシタ先生の作品はどれも、一言では表現できないリアルな想いが沢山こめられています。
今回『さんかく窓の外側は夜』の脚本作業をしている最中も、「自分は今、本当に生身の人間を描いているんだ」と改めて感じさせられる瞬間が何度もありました。
作品の中に込められた様々な想いを、視聴者の皆様と共有できる日を楽しみにしております。
TVアニメ「さんかく窓の外側は夜」を何卒よろしくお願いいたします!

※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。

(c)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト