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ニジマス 来栖りん、色褪せないピュアな青さにドキッ! 「制コレ18」からの成長を見る

2021年06月30日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『週刊ヤングジャンプ』30号

 アイドルグループ「26時のマスカレイド」の来栖りんが6月24日に発売された『週刊ヤングジャンプ』30号の表紙&巻頭グラビアに登場した。同誌主催の『制コレ18』でグランプリを獲得してから早3年。同誌のグラビアに登場するのは約1年半ぶりとなる。久々のカムバックで、20歳を迎え、大人になった姿を見せてくれている。


■どこまでも続く、甘酸っぱい青春


 来栖りん、20歳。『制コレ18』でグランプリに選ばれたとき、彼女はまだ18歳で、現役高校生だった。時間が流れ、大人になるのは当然のこと。しかし、アイドルとして、一人の女性として、どれほど魅力的になろうとも、来栖りんを纏う甘酸っぱさが消えないのは何故なのだろう? いつまでも続いていく青春。それは、まるで深い深い海のように果てしない。大人になりながらも色褪せない“ピュアな青さ”こそが、来栖りんの魅力であり、深さであると感じるのだ。


 枕を抱え、どことなく照れた表情を見せる来栖りん。「大人になったね」とよく言われる。「変わらないね」とも。そう言われるのも分かるけれど、どちらもちょっぴり、くすぐったい。自分の成長と世の中の動きに揉まれながら、徐々に変化する感覚。あの頃知らなかったことを、少しずつ覚えながら……。とはいえ、好きなものは変わらないし、根底にある感覚も、18歳のまま。ちょっぴりくすぐったいのは、そのせいかも。


 薄い青紫色のビキニで見せるいろんな表情。無邪気な笑顔と澄まし顔。素直な感性は見逃せない。室内。タンクトップとパンツを合わせただけのラフなスタイル。積まれた座布団に寝そべったり、カーテンと窓の隙間に身を潜めたり。質素な部屋の中でもなお、絶えず青春の匂いを漂わせている。


 ベッドの上。黒と白の細いボーダー柄の下着。ぎこちない指先と無垢な目元が愛おしい。「大人になりたくない」と思っていても、いずれは大人になってしまうし、何だかんだで歳を重ねることの面白さも体感している。年齢が表す自分なんて、本当の自分じゃないのかもしれない。私は私。いつまでも、これからも。大切なものを抱きしめながら、後味はどこまでも甘酸っぱく。


 「だからもう一度 君に恋をする!」来栖りんらしさを帯びた、直筆で書かれたメッセージ。どんよりとした厚い雲を蹴飛ばして、空にも海にも劣らない“ピュアな青さ”を手繰り寄せる。制服を脱ぎ捨ててから、どれほど時間が流れようとも、駆け抜けた青春は続いていく。変わらない甘酸っぱさが何よりの証。だからもう一度、来栖りんに恋をする。


■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。