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ニコンからクラシックなデザインのミラーレスカメラ登場、1982年発売モデルからインスパイア

2021年06月29日 19:02  Fashionsnap.com

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ニコン Z fc Image by: ニコン
ニコンが、ミラーレスカメラの新作「ニコン Z fc」を7月下旬に発売する。価格はオープン。レンズ交換式カメラに初めて触れる人にも使いやすいシンプルな操作性と、気軽に持ち歩ける小型かつ軽量ボディが特長となっている。有効画素数は2088万画素で、重さは約445g(バッテリー・メモリーカード含む)。

 ボディは、ニコンの歴史的なカメラからインスパイアされたデザインを「Z シリーズ」で初めて採用。1982年発売のフィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」の要素を落とし込み、1970年代から1980年代に使用していた「Nikon」ロゴをあしらい、ボディサイズやダイヤル位置もFM2に近い形に仕上げた。ボディの人工皮革部分は、有償で全6色の「プレミアムエクステリア」に張り替えることが可能となっている。
 ボディ上面には、シャッタースピード、露出補正、ISO感度の3つのダイヤルと絞り表示のパネルを設置しており、撮影の基本となる4つの要素がひと目で確認できる。また、「Z シリーズ」で初めて「AUTO」時の露出補正が可能となったほか、全20種類の「Creative Picture Control」を搭載。色合いや階調、彩度などが異なるテーマを選択することで様々な雰囲気を作り出せる。
 このほか、シルバーカラーを取り入れた標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16–50mm f/3.5–6.3 VR」を7月下旬、Z fcのボディとマッチするデザインを採用した単焦点レンズ「NIKKOR Z 28mm f/2.8(SE)」を10月上旬に発売する。

■ニコン Z fc:特設ページ