トップへ

ブリトニー・スピアーズ、後見人制度で妊娠もできず「偽りや嘘のない生活がしたい」

2021年06月26日 16:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

後見人制度について初めて公の場で発言したブリトニー(画像は『Britney Spears 2021年6月17日付Instagram「As @shaniatwain says best」』のスクリーンショット)
米歌手ブリトニー・スピアーズ(39)が現地時間23日、自身の後見人制度について初めて公の場で発言した。裁判所の審問に出席したブリトニーは、後見人が避妊リングを取り外すことを認めず、24時間監視されたことなどを告白。後見人制度はまるで「性的目的の人身売買のようだ」と言い、衝撃的な内容を赤裸々に明かした。

【この記事の他の写真を見る】

米ロサンゼルスの裁判所で行われたヴァーチャル審問に、電話で出席したブリトニー・スピアーズ。ブレンダ・ペニー判事の前で約30分にわたる演説をしたブリトニーは、2008年から約13年間続いている父親ジェイミー・スピアーズさんらによる後見人制度により「結婚も出産もできない」と主張した。

ブリトニーは2007年に離婚した元夫ケヴィン・フェダーライン(43)との間にショーン君(15)とジェイデン君(14)をもうけた。現在息子達はケヴィンと生活しているが、ブリトニーとは定期的に会って貴重な時間を過ごしている。また2016年からはイラン生まれのモデル、サム・アスガリさん(27)と順調な交際を続けているようだ。


そんなブリトニーは審問で、後見人制度により結婚や妊娠することを許されていないと明かした。

「私は着実に前進していきたいし、偽りや嘘ではない生活がしたい。結婚して子供が欲しい。私は妊娠しないように避妊リングを装着している。これを取り外して妊娠したいのに、後見人はそれを認めてくれなかった。彼らは私にこれ以上、子供を持って欲しくないのです。」

「この後見人制度は、私にとって良いことよりも悪いことの方が多い。私は自分らしい人生を生きる権利がある。一生懸命働いてきたから、2~3年の休暇を取って好きなことをする資格だってあるのです。」

さらに2018年にはリハビリと称し、父ジェイミーさんによってビバリーヒルズの家に強制的に入居させられたと述べた。ブリトニーは当時を振り返り「週7日、休みなしで働いてきた。カリフォルニア州ではこれに似たことをセックス・トラフィック(性的目的の人身売買)と呼んでいます」と主張した。

「自分の意志に反して働かせ、クレジットカードや現金、携帯電話、パスポートなどを取り上げ、一緒に働く人達と同じ屋根の下に住まわせるのです。」

当時は看護師や24時間体制の警備員らが常駐しており、ブリトニーの部屋にはプライバシーを守るドアがなく、朝から夜まで着替える様子や裸を見られていたと吐露した。

審問ではブリトニーの父ジェイミーさんの弁護士が代理で声明を発表、「彼は自分の娘が非常に苦しんでいるのを見て、気の毒に思っている」と読み上げた。

ブリトニーはこれまでに自身のInstagramで後見人との関係が良好であることを示唆してきたが、審問ではそれらが「嘘だった」と伝えている。

「私は世界中の人々に向けて『大丈夫よ。私は幸せだから』と嘘をついてきた。なぜなら私は現実から目を背け、ショックを受けて、トラウマになっていたから…。そう言い続ければ幸せになれるかもと思っていた。でも眠れなくて、落ち込んで、毎日泣いているの。」

画像は『Britney Spears 2021年6月17日付Instagram「As @shaniatwain says best」、2021年5月27日付Instagram「I had my babies very young」』『Sam Asghari 2021年6月15日付Instagram「Summer time」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)