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三井不動産が海外初の駅ビル型商業施設「ららステーション」を上海に出店、年内に全面開業へ

2021年06月25日 20:22  Fashionsnap.com

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「ららステーション上海蓮花路」建物外観 Image by: 三井不動産
三井不動産が、新商業施設「三井ショッピングパーク ららステーション上海蓮花路」を上海地下鉄1号線の蓮花路(レンファールー)駅に出店する。海外初の駅直結型の商業施設で、中国への出店は「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」に続いて2店舗目となる。約100テナントが入居する予定で、2021年中の全面開業を目指す。

 上海蓮花路駅は、上海市の中心部である浦西(プーシー)エリアで最大級の人口243万人を有する閔行区に位置し、1日当たりの駅の乗降客数は約10万人にのぼる。駅前に併設されているバスターミナルからは32路線のバスが運行するなど交通利便性に長けている。
 ららステーション上海蓮花路が入居する建物は地下1階、地上5階の6フロア構造。地下1階は約250台の車両を収容する駐車場で、地上5フロアはシェアオフィスを含む商業エリアを展開する。コンセプトに「My favorite THIRD PLACE」を掲げ、駅・商業・オフィスが一体となったハイブリット型の施設として運営し、新たなライフスタイルやワークスタイルを提案する。
 商業エリアの延床面積は約3万1000平方メートル。1階はフードホール、2階はファッションや食品などトレンド性の高いカテゴリーを集積したトレンドゾーン、3階はライフスタイルマーケット、4階はレストランなどのフロアとなる予定で、5階にはAgiiPlus Groupのシェアオフィス「DISTRII 办伴」が入居する。スーパーマーケット「ALDI」が開業に先駆けて営業を開始しており、その他のテナントは順次オープンする。

■三井ショッピングパーク ららステーション上海蓮花路(Mitsui Shopping Park 啦啦荟城上海莲花路)オープン日:2021年開業(予定)住所:中華人民共和国上海市閔行区梅龍鎮地下鉄1号線蓮花路駅商業部分:地上1階~地上5階駐車場:地下1階延床面積(商業部分):約3万1000平方メートル店舗数:約100店舗駐車場台数:約250台