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欠場のモルビデリ代役にSBKで野左根の僚友ギャレット・ガーロフを起用/MotoGP第9戦オランダGP

2021年06月25日 16:41  AUTOSPORT web

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MotoGPに代役参戦するギャレット・ガーロフ
6月25~27日、TT・サーキット・アッセンで開催される2021年MotoGP第9戦オランダGPで、欠場するフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の代役としてギャレット・ガーロフを起用するとチームが発表した。

 モルビデリは左膝を痛めており、22日のトレーニング中に怪我が悪化したため第9戦オランダGPを欠場することとなった。左膝の手術を受けるようで、サマーブレイク明けに復帰を果たす予定だ。

 そのモルビデリの代役ライダーとして、第9戦オランダGPにガーロフが起用される。ガーロフはスーパーバイク世界選手権(SBK)にGRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチームから参戦しているライダーで、野左根航汰のチームメイトだ。

 SBKには昨年から出場しており、2020年は第6戦カタルーニャのレース2で3位、第8戦エストリルのレース1で3位、スーパーポール・レースで2位表彰台を獲得。今季も第1戦アラゴンのスーパーポール・レースで3位に入っている。

 また、昨年はスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催されたMotoGP第13戦ヨーロッパGPで新型コロナウイルスに感染したバレンティーノ・ロッシの代役として参戦した経験を持つ。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPでヤマハYZR-M1を駆っているが、ロッシが土曜日に復帰したことからフリー走行1回目と2回目のみ走行した。

 ガーロフは「僕は挑戦から逃げる人間ではないので、この機会にワクワクしているし、サーキットに行く準備もできている。僕にとっては新しいサーキットだけど、新しいコースを試すのは好きだし、楽しくて、速くて、流れるようなコースで、ライディングスタイルにぴったりだね」とコメントした。

「ヤマハYZR-M1に再び乗り込んで、スロットルを回すのが楽しみだ。どうなるかはこれからだが、気分はいいし、僕を検討してくれたヤマハとチームに感謝したいと思う。簡単なことではないが、ベストを尽くして頑張るよ」