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米国発D2Cアイウェア「ワービーパーカー」が上場申請 マットレスのキャスパーに続く

2021年06月24日 10:51  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ワービーパーカーの公式サイトより
アメリカ発のD2Cアイウェアブランド「ワービーパーカー(Warby Parker)」を運営するWarby Park社が、米国証券取引委員会に上場に関する登録申請書「Form S-1」を提出したと発表した。審査が完了した後に、上場する見通しだ。

 ワービーパーカーは2010年に設立。超軽量チタンやオリジナルの合成樹脂などの上質な素材を使用し、レンズには反射防止や傷防止、紫外線カットのコーディングを施すなど高品質に徹底しながら、価格帯はレンズ込みで95ドル~という低価格を実現。ヴィンテージのテイストを取り入れながら洗練されたトラッドなデザインが好評を得ており、女優のエマ・ロバーツ(Emma Roberts)など海外のセレブリティも愛用している。2015年にFast Companyが発表した「世界で最もイノベーティブな50社(THE WORLD'S 50 MOST INNOVATIVE COMPANIES)」ランキングでは、アップルやアリババを抜いて1位を獲得した。当初の販路はオンラインのみだったが、現在は100店舗以上の実店舗を出店し、オンとオフの両方でサービスを提供している。
 アメリカでは様々なD2Cブランドが誕生しているが、ワービーパーカーは成功したD2Cブランドの代表格として知られる。なお、アメリカのD2Cブランドではマットレスを展開する「キャスパー(Casper)」が2020年2月にニューヨーク証券取引所への株式上場を達成している。