家族とはいえ、もともとは他人の義実家。特に"嫁姑問題"という言葉があるほど、義母と嫁の関係構築は一朝一夕にいかないものだ。そもそも価値観が違うため、義母の何気ない言動に悩まされる嫁は多い。
静岡県の40代女性は、許容範囲を超える義母の発言に苦手意識を持っている。
「夫とお付き合いを始めた頃、義実家に遊びに行くと、義母が『〇〇ちゃんは子どもの頃からお勉強が大好きで優秀で~』と"息子大好きママ"発言をしてきてドン引き。結納で夫が用意してくれた婚約指輪をお披露目したときも、義母が『それ、給料の3か月分だから』と言って、その場が凍りつきました」
今回は、キャリコネニュース読者から寄せられた「義母の言動に困惑したエピソード」を紹介する。(文:福岡ちはや)
義母がエアコンをつけず「熱くて死にそう」という嫁に「帰省しなくていい」という声相次ぐ
「うちの米がまずいから、あんたはもっと良い米をほかで買っとるんやろ!」
大阪府の30代女性は「夫の実家が農家のため、お米の仕送りをいただいています」と切り出す。これだけ聞くとうらやましい話だが、女性は、
「うちは夜しかお米を食べないので、そんなに減りません。でも田舎は3食ご飯が当たり前なので、説明しても信じてもらえず。まだ余っているのにどんどん送ってきます」
と嘆く。それだけでなく、「義母が『うちの米がまずいから、あんたはもっと良い米をほかで買っとるんやろ!』と疑惑の目を向けてきます」というから困ったものだ。
「正直言って気が重いです」ともらす女性。せっかくの仕送りも、必要以上の量を送られてはありがた迷惑になってしまう。女性の家庭の"米事情"を、義母に理解してもらえるといいのだが。
「生まれたばかりの子どもに、勝手に義母が白湯をあげていました」
福井県の30代女性は「生まれたばかりの子どもに、勝手に義母が白湯をあげていました」と憤る。
「産後少したった頃、義実家に赤ちゃんを20分ほど預けて買い物に出ました。『今はお腹も減っていないので、何もあげないでください』と伝えたにもかかわらず、返ってきたら義母から『喉乾いたかな?と思って白湯あげたわ~』と嬉しそうに言われました」
義母はまったく悪気がないだけにタチが悪い。女性は当時の心境について「何で沸かしたかも何でやったかも不明。『哺乳瓶を消毒して使っている時期に何をしてくれたんだ』と腹が立ちました」と明かした。
「よかれ」と思ってしたことでも、嫁にとってはストレスになる可能性がある。相手の意志を尊重し、適切な距離感を保つのが"良い義母"の必須条件かもしれない。
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