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釣り人の味方から充電自慢まで! 最新キャンピングカー3選

2021年06月23日 11:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
長引くコロナ禍でクルマのありがたみを実感することが増えた今日この頃。車中泊やキャンプに挑戦したいと考える人も増加しているのではないだろうか。今回は「東京キャンピングカーショー2021」に集結した新型車の中から3台をピックアップして紹介したい。

○クルマの旅が充実! 驚異の充電能力

最初にご紹介するのはナッツの「クレア ハイパーエボリューション」シリーズだ。

今年2月に発表となった2021年モデルは現在、納車まで1年2カ月待ちと人気が爆発している。特徴の1つが、独自の超急速充電システム「ハイパーエボリューション」だ。

キャンピングカーはバッテリー切れがネックとなるが、新開発の「ハイパーEVOユニット」はリチウムイオンバッテリーに直接、昇圧充電を行う。エンジン始動時は60A、走行時(2,000回転)では100Aを超える高速充電が可能。搭載する4個の100Ahリチウムイオンバッテリーが空の状態でも、約4時間の走行でフル充電までもっていける。コンセントなどを介した外部給電が困難な環境で使うことが多いキャンピングカーだが、快適な車中泊を約束してくれる驚異の充電能力がなんとも心強い。

○釣り人のための最強フィッシングスタイル・ハイエース!

続いて紹介するのは、ユーアイビークルの「コンフォートエディション フィッシングスタイル」というクルマ。釣り人の強い味方だ。

釣具メーカーのシマノでインスタラクターを務める山本哲人氏と共同開発したこのクルマは、まさに「釣り専用ハイエース」の名がふさわしい1台だ。2021年モデルの「アルミスライドバー専用ロッドホルダー」は、オフショアジギング用からキャスティング用まで、あらゆるタイプのロッド(釣竿)に対応。標準積載本数は12本だが、ホルダー部分を脱着したりスライドさせたりすることで、手持ちの装備に合わせた調整が可能だ。荷室には最大スライド幅1.4m、最大積載量300キロの「スライドフロア」がボルトオンで装着可。タックルボックスや魚でパンパンになったクーラーボックスも楽々収納できる。

○用途が広がるスモールサイズキャブコン

最後はキャンピングカー オーゼットの「カノア」だ。

2021年6月に発売となったばかりのカノア。その魅力は、軽トラックベースで取り回しがしやすいコンパクトなサイズながら、そうは感じさせない広々とした室内空間だ。ベッド寸法も幅1,200mm×長さ2,100mmと大きく、大人2人が伸び伸びと横になれる十分なスペースを確保。バンク部分は幅1,600mm×奥行850mmとなっており、荷物の収納スペースとしてはもちろん、子供用ベッド置き場としても利用できる。日常使いから家族旅行での車中泊まで、幅広い活躍が期待できそうだ。

会場には今回セレクトした3台のほかにも、たくさんの最新モデルが並んでいた。その一部は写真でチェックしてほしい。

安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。twitter:@andYSYK。 この著者の記事一覧はこちら(安藤康之)