アメリカの学校では、生徒や保護者のために卒業アルバムのような「イヤーブック(Yearbook)」が毎年作られる。このアルバムは生徒たちが学校で過ごした数々の思い出が詰まった1冊になるが、ある学校のイヤーブックに掲載されたチアリーディングチームの集合写真に、ダウン症の女子生徒だけ写っていなかったことで同校に対して非難の声があがった。『New York Post』『The Salt Lake Tribune』などが伝えている。
米ユタ州の「ショアライン中学校(Shoreline Junior High School)」で2020~2021年版のイヤーブックが制作され、生徒やその家族に渡された。生徒にとってイヤーブックに掲載された自分の写真を見ることは楽しみの一つでもあるが、同校に通うモーギン・アーノルドさん(Morgyn Arnold、14)の家族はこのイヤーブックに憤慨したという。
画像は『New York Post 2021年6月17日付「Utah school excludes cheerleader with Down syndrome from yearbook photo」(Shoreline Junior High School)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)