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驚愕!ブラック企業体験談「有休を取るのは人が死んだとき」「1週間トラックで生活。睡眠時間1~2時間でした」

2021年06月19日 06:10  キャリコネニュース

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ブラック企業が問題視されるようになって久しいが、依然としてひどい労働環境の職場は多い。今回は、読者から寄せられたブラック企業体験談を紹介する。(文:中島雄太)

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「有休を取るのは人が死んだときぐらいのもの」

50代女性(事務職)は、「連日深夜残業をさせられた」と語る。女性が働く環境は、現場が真横にある事務所だった。「現場優先なので、欠員や手がかかる仕事がある際には、代わりに駆けつけなければいけませんでした」と語り、その影響で深夜まで働くことも頻繁にあった。

「上司に相談して仕方なく残業していましたが、あるとき、『本社から注意を受けた』と言われました」

女性は業務課から厳重注意を受けたうえで、「支店長の顔を潰した」と罵られた。業務量の割に給与は低く、残業代も基本給に含まれており、「これだけ働いて、文句を言われるのはショックでした」と続けた。

40代女性(事務職)は、「週休一日と聞いていましたが、実際にはちがいました」と嘆く。

日曜日に外部向けの説明会が入ることもあり、「休みがまったくとれず、繁忙期は1ヶ月働き通しということもありました」と語る。また、タイムカードがないため、毎月どれだけ残業しても給料に変化はない。

「有休は基本取れず、『有休を取るのは人が死んだときぐらいのもの』と言われました」

女性は退職をしたが、その際の会社からの対応にも不信感を募らせる。退職金が支給されたが、「後日、あなたの口座に商工会議所から自分の口座に振り込まれたら、会社に返金してください」と言われたためだ。「会社に対する信頼が完全になくなりました」とコメントを寄せた。

「給料も記載されていた半分しか出ていません」

40代男性(運送業)は、「会社の体裁のために、書類上は休憩時間や睡眠を取っているかのように計上している」と嘆く。実際には休憩も取れておらず、睡眠時間も1~2時間しか取れていない。

「1週間トラックで生活をしています。帰宅しても20時間ほどしたら出社しなくてはいけません」

男性の不満は、待遇面にも及ぶ。「求人募集とは大幅にちがい、給料も記載されていた半分しか出ていません」と語り、ボーナスもかなり少ない。

男性は心身ともに疲れており、男性の家族も「給料よりも今週も事故しなかった、人様を轢かなかったとそればかり気にかけています」とコメントを寄せる。

トラックも古いものが支給されているが、故障の際の修理代の半分はドライバー持ちだ。この春からは、運行表もドライバー自身が書くことになり、「休日も仕事の延長です」と不満を募らせた。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」のほかあなたの職場のサイコパスやオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。