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中川政七商店が隈研吾と初コラボ、建築の発想や素材から生まれた暮らしの道具を発売

2021年06月17日 20:02  Fashionsnap.com

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隈研吾×中川政七商店 イメージヴィジュアル Image by: 中川政七商店
中川政七商店が、建築家の隈研吾率いる「隈研吾建築都市設計事務所」と初のコラボレーションプロジェクト「Kuma to Shika」を始動した。プロジェクト第1弾として、建築の発想や素材を用いた暮らしの道具全10種を製作。6月18日から中川政七商店の公式オンラインストアや直営店に加えて、18日から東京国立近代美術館で開催される「隈研吾展」で数量限定で取り扱う。

 コラボでは、本古来の建築技法の「発想」と建築現場で使用される「素材」の2つのアプローチからアイテムを製作。発想から企画したアイテムとして、日本の木造建築で用いられる組木の技法に幾何学的な解釈を加えてデザインした飾り棚(8800円)や手漉き製法による和紙のタペストリー(5万5000円)、日本古来の建築に用いられた「はつり」や「なぐり」といった技術を生かした銅製の折敷(1万7600円)を用意する。
 素材に着想したアイテムでは、建築現場で建物の養生に使われる飛散防止用のメッシュシートを用いたプリーツバッグ(中:6380円、大:7700円)、フラットポーチ(A4:2750円、A3:3300円)、美濃焼タイルのマグネット(1650円)、蚊帳に使われる「かや織」で製作した花ふきん(1320円)、ガーゼハンカチ(1320円/いずれも税込)が揃う。

■中川政七商店:公式オンラインサイト