はしご・脚立のパイオニアである長谷川工業株式会社は、DRAPOJI(ドラポジ)ブランドで展開するレーシングシミュレーター用コックピットのリニューアルを発表し、6月15日より『DRAPOJI ver.2』として販売を開始すると発表した。
ドラポジは、1956年から続く長谷川工業のはしご・脚立の設計・製造ノウハウに加え、さまざまなレースカテゴリーで活躍する脇阪薫一の監修を経て誕生した本格的なレースゲーム/レーシングシミュレーター用コックピットだ。
ユーザーが自身で組み立てる製品となり、それゆえにシート、ハンドル、ペダル、シフト位置などを、フレームを縦横にスライド調整することで、自身の身長や手足の長さに合わせた、自分だけのドライビングポジションを実現可能という特徴を持っている。
その上、シミュレーターのコントロールに集中できる高い剛性・堅牢性を誇り、実際にレーシングカーを操縦するかのような、ドライビングフィールを体感できるという。
今回、発表された『DRAPOJI ver.2』は、ユーザーからの『組み立て時間の短縮』の要望を反映したモデルであり、既存モデルから部品数を減らし、シンプルな構造へとリニューアルが行われた。
その結果、組み立て時間が約2時間と従来品と比較し1/3程度に短縮している。また、六角レンチのみで組み立てができるため、特殊な工具は不要だ。今回のリニューアルでは、コントローラー対応機種が増え、剛性も高められている。
今回リニューアルされたのはドラポジのベースとなるKP-BMa、ディスプレイマウント(KP-DM)、トリプルディスプレイキットKP-DMWa(KP-DMWa)のパーツ類だ。いずれもブラックとシルバーの2色で展開され、Amazon、正規販売店を通じて販売される。それぞれのパーツの価格はドラポジのオフィシャルサイトを確認してほしい。
『DRAPOJI ver.2』の製品仕様、対応ステアリングコントローラー、対応ペダルは下記の通りだ。
■DRAPOJI ver.2 製品仕様
ベースモデル(KP-BMa):1400mm(奥行)×630mm(幅)×820mm(高さ)
最大設置(3画面仕様):1400mm(奥行)×1300mm(幅)×820mm(高さ)
*3画面ディスプレイ設置には、ディスプレイマウント(KP-DM)、トリプルディスプレイキット(KP-DMWa)が必須
■DRAPOJI ver.2対応ステアリングコントローラー
メーカー:Fanatec(ファナテック)
機種名(型番):CSL Elite V1.1、ClubSport WheelBase V2.5、Podium DD1、Podium DD2
メーカー:Logicool(ロジクール)
機種名(型番):G25、G27、G29、G923
メーカー:Simucube2(シムキューブ)
機種名(型番):Sport、Pro、Ultimate
メーカー名:Thrustmaster(スラストマスター)
機種名(型番):T300、T500、T-GT
■DRAPOJI ver.2対応ペダル
メーカー:Fanatec(ファナテック)
機種名(型番):CSL Elite Pedal、ClubSport Pedal V3、ClubSport Pedal V3 Invert
メーカー:Heusinkveld(ヒューシンクヴェルド)
機種名(型番):Sim Pedals Sprint、 Sim Pedals Ultimate
メーカー:Logicool(ロジクール)
機種名(型番):G25、G27、G29、G923
メーカー:Thrustmaster(スラストマスター)
機種名(型番):T300、T500、T-GT
DRAPOJI(ドラポジ)オフィシャルサイト:https://www.hasegawa-kogyo.co.jp/drapoji/