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「アイナナ」先行上映会、シリアスな展開に小野賢章「最後はきっとみんなが笑顔」

2021年06月14日 21:48  コミックナタリー

コミックナタリー

先行上映会の様子。左から江口拓也、代永翼、増田俊樹、小野賢章、KENN、阿部敦。
TVアニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第1クールの先行上映会が、去る6月13日に東京・新宿ピカデリーで開催され、和泉一織役の増田俊樹、和泉三月役の代永翼、四葉環役のKENN、逢坂壮五役の阿部敦、六弥ナギ役の江口拓也、七瀬陸役の小野賢章によるアフタートークが実施された。

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同名のスマートフォン向けアプリゲームを原作としたアニメ「アイドリッシュセブン」の3期にあたる「アイドリッシュセブン Third BEAT!」。分割2クールの放送予定で、アプリゲームのメインストーリー第3部の物語が描かれる。先行上映会では7月4日の放送開始に先がけ、「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第1クールの第1話~第3話を初公開。余韻が残る会場の中、増田と阿部の進行でアフタートークがスタートした。冒頭では会場に来られなかった二階堂大和役の白井悠介が、ビデオメッセージで登場。白井は「第3話までご覧いただいて、この先が気になるところだと思います。第4話以降は山場もあり、報われるところもありますので、辛抱しながら応援してもらえればと思います。あとは、(会場にいる)6人の皆さんが盛り上げてくれるので託したいと思います」と、笑顔で登壇キャストにエールを送った。

次に、“印象的だったシーン”というお題とキャストの回答が、スクリーンに映し出される。増田は、高橋広樹演じる新キャラクター・月雲了の怪しさが際立つシーンを取り上げ、「3期の中心にいるのはまさに彼でしょう。今後、どのようにアイドルたちと向かい合っていくのか、楽しみになる展開です」と説明し、彼の今後の活躍に期待を寄せた。小野はIDOLiSH7の楽曲「Sakura Message」が初披露されるシーンをピックアップ。その理由を「これまでも『アイドリッシュセブン』の実際のライブ演出をアニメに落とし込んでくれることがあったので、今回もどんな感じになるのか個人的にもすごい楽しみにしていました」と熱を込めて語った。そのほか第3期で初登場となるZOOLのメンバーについて、登壇したキャストたちが亥清悠役の広瀬裕也、狗丸トウマ役の木村昴、棗巳波役の西山宏太朗、御堂虎於役の近藤隆による、アニメ版ならではの濃い演技に注目する場面も見られた。

続いて、キャスト同士がリレー形式で質問を投げかける「IDOLiSH7リレートーク!」のコーナーに。代永から「僕らメンバーのよいところや魅力的なところを、ぜひ! ぜひ!! 教えてください(笑)」とバトンを渡されたKENNは、「増田くんは10年来の付き合いということもあり僕のほうが年上なのにイジってくれる。白井くんはイジられ上手。阿部さんはスーパーポジティブ。江口くんは気遣い屋さん。賢章さんは可愛く接してくれる」と、いたずらっぽい笑みを見せながら返答した。阿部は江口にリレーをつなげ、日頃からよく髪色を変える江口に「次はどんな髪色にしたいですか? 僕の気に入っているナギのアプリのタイトルコールにつなげて言ってください」と投げかける。すると江口は赤と黒の絶妙なバランスにしたいと、タイトルコール風に回答。一同から「赤と黒って、てんとう虫しか思いつかない」などとツッコまれていた。

そして最後の挨拶へ。小野から「『アイドリッシュセブン Third BEAT!』は辛い物語になっていくかもしれませんが、『アイドリッシュセブン』は基本的に明るく、そして困難を乗り越えて明るい未来に向かって立ち向かっていく作品だと僕は思っています。シリアスな展開になっていきますが、最後にはきっとみんなが笑顔で迎えられる日が来ると思いますので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。なお先行上映会で公開された第1話~第3話およびアフタートークは、7月4日までアーカイブ配信での視聴が可能。さらに第1話のみABEMA、YouTubeで見ることができる。アーカイブ配信の詳細は、公式サイトをチェックしよう。

※ZOOLのZはアキュートアクセント付き、Lはセディーユ付きが正式表記。

(c)BNOI/アイナナ製作委員会