今季のEWC開幕戦として行われたル・マン24時間だが、2年連続で無観客の開催となった。チームの体制変更もあり、日本チームのF.C.C. TSR Honda Franceに高橋裕紀が加わり、Suzuki Endurance Racing TeamはヨシムラとジョイントしたことでヨシムラSERT Motulとして戦うことに注目が集まった。
予選はYART - Yamaha Official Team EWC(カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ組)が平均タイム1分35秒804を記録しポールポジションを獲得した。2番手以降はヨシムラSERT Motul、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMWモトラッド)となり、F.C.C. TSR Honda France(TSRホンダ)は6番手となった。
レース開始から3分の2となる16時間が過ぎると、ヨシムラSERT Motulが571周でトップ、2番手が4ラップ遅れのTSRホンダ、3番手が7ラップ遅れのSRCカワサキ、4番手が12ラップ遅れのBMWモトラッド、5番手が17ラップ遅れのTeam Bolliger Switzerland #8の順。SSTクラストップは6番手のNational Motos、続いて7番手のOG MOTORSPORT BY SARAZIN、8番手のTEAM 33 LOUIT APRIL MOTOとなる。
17時間14分、7番手だったOG MOTORSPORT BY SARAZINがマシンをガレージに入れる。それによりNo Limits Motor Teamが7番手、TEAM 33 LOUIT APRIL MOTOが8番手、BMRT 3D MAXXESS NEVERSが9番手とSSTクラスの順位が変わった。