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ハローワーク経由の仕事を即行で辞めたエピソード「給料や業務内容が募集内容と違う!」

2021年06月10日 06:10  キャリコネニュース

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ハローワークは求人情報の掲載費用が無料のため、さまざまな業界・職種の求人が集まる。また、失業手当の手続きにはハローワークを訪れる必要があるため、ハローワーク経由で就職先を見つける人は多くいる。

「仕事を即行で辞めたエピソード」をキャリコネニュース読者から募集したところ、「ハローワーク経由で就いた仕事を辞めた」という経験談が複数寄せられている。ハローワークで見つけた福祉施設の仕事を5週間で辞めた茨城県の男性は

「業務内容、宿直の回数、試用期間中の給与など、求人票と相違があった。電卓及び文房具などの用意はなく自前。もっと早く退職すればよかった」

と語る。ほかにも、「ハローワーク経由で就いた仕事を辞めた人のエピソード」を紹介する。(文:林加奈)

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「ハローワークと民間の求人募集で時給が違う。長くいる人より私の方が数十円高かった」


ホテルのベッドメイキングの仕事を2か月で辞めた、滋賀県の50代女性。その勤務先は、民間の求人情報媒体とハローワークの両方で募集をかけており、「求人を掲載する媒体によって時給が違うことを途中で知った」と女性は打ち明ける。

「出来のよくない私のほうが、長くいる人より時給が数十円高かった。それが原因で、リーダー兼主任からいじめを受けた」

女性は「1日5時間ほどの勤務のはずが、2時間で帰宅させられるなどして、まったく稼げなかった」と明かしている。職場を辞めた今は「面接でもっといろいろ聞けばよかった。自分の会社選びが下手だったと反省している」と語っている。

「雇用条件通知書がほしい」と催促したら「明日から来なくていい」

シングルマザーの30代女性は、美容関連メーカーに勤務していたが、半年で辞めることとなった。その経緯について、女性は

「ハローワークを通じて、週20時間勤務のパートとして入社。しかし半年が経過したとき、突然部署を変えられ、週1日のみ2~3時間の勤務になりました。また、ほかのアルバイトとの掛け持ち禁止を言い渡されたので辞めました」

と語る。もしかすると女性が勤務した会社は、ひとり親家庭の就労支援助成金を目当てに、シングルマザーである女性を雇ったのかもしれない。

施設警備の仕事をわずか10日で辞めた、沖縄県の50代男性もいる。ハローワークの求人票と実際の労働条件が違っていたのが退職のきっかけだ。

「ハローワークの求人票の内容と実際の給料日が違う。また、入社から10日経っても雇用条件通知書を出してくれないので早急に欲しいと訴えたら『明日から来なくていい』と言われた。弁護士に相談したが、民事裁判で勝っても費用の方が高くつくとのことで泣き寝入り」

ハローワークの求人票と実際の労働条件に相違がある場合、ハローワークに相談すれば是正指導が行われる。泣き寝入りする前に一度相談してみるのも一つの手だ。

※キャリコネニュースでは引き続き仕事を即行で辞めた人のほか部屋が汚い人、捨てられない人や東京五輪、開催するべき? 中止するべき?などのアンケートを募集しています。