ドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉neo」の新シリーズの放送が、明日6月9日22時にNHK Eテレにてスタートする。
【大きな画像をもっと見る】「浦沢直樹の漫勉neo」はマンガ家の仕事場にカメラが密着し、その映像をもとに浦沢直樹がマンガ家たちの創作の秘密に迫るドキュメンタリー。6月9日放送回には安彦良和が登場し、「乾と巽 ーザバイカル戦記ー」の制作現場が公開される。また6月16日には「健康で文化的な最低限度の生活」の柏木ハルコ、6月23日には「血の轍」「おかえりアリス」の押見修造にスポットが当たる。
浦沢は新シーズンに向けて「『漫画を描くところを見せてください』という、ある意味“おきて破り”なお願いに、今回は3人の方が応えてくれました。まず、基本的にアナログ派で、しかも、ペンではなく“筆”を使って漫画を描いてきた人たちであるということ。毛筆はとってもいい線がかけますが、筆先を浮かしながら細かい絵を描くので、相当な集中力が必要なんです。そして、描いている作品のテーマの深さや、こだわりも人一倍!という共通点も。今シーズンは、そんな彼らの“創作への執念”を存分に味わっていただけたらと思います」とコメントを寄せた。なお番組の語りは葵わかなが担当。各回の再放送は7月7日、14日、21日の22時より行われる。