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アップル、「watchOS 8」発表 - ポートレートウォッチフェイスや呼吸アプリ強化など

2021年06月08日 05:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
米Appleは6月7日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC21」をオンライン上で実施し、その中でApple Watch向けOSの次期バージョン「watchOS 8」を発表した。ウォッチフェイスの「写真」デザイン改良や、「呼吸」アプリにマインドフルネスを高める新機能を搭載。「フィットネス」アプリは新しく太極拳とピラティスのワークアウトに対応する。パブリックベータ版の提供は7月から始まる見込みで、Apple Watch Series 3以降で利用できる。

Appleが展開しているスマートウォッチ「Apple Watch」向けのアップデート。ウォッチフェイスで最も人気があるという「写真」デザインに、新しくiPhoneのポートレートモードで撮影した画像を適用できるようになる。クラウンを回して被写体の人物だけを拡大できるようになるほか、テキストやその他の情報と被写体を組み合わせた新しいウォッチフェイスとして利用できるようになるという。

また、「呼吸」アプリではマインドフルネス機能を大幅に拡充。呼吸時に表示されるアニメーションをより豊かなものに改良するほか、マインドフルネスを高める「リフレクト」機能も新搭載。例として、「あなたが好きなこと、なぜそれが喜びなのかを考えてください」というような問いかけをApple Watchが行うことで内省を促し、深呼吸をより充実したものに。ストレスを軽減させ、体と心をリラックスさせることに役立つとしている。

その他、「フィットネス」アプリでは、新しく「太極拳」と「ピラティス」のワークアウトへの対応などが明かされた。watchOS 8はApple Watch Series 3以降にインストールして利用でき、セットアップにはiOS 14以降のiPhone 6s以降が必要になる。(原修一郎)