職場は仕事をするのが大前提な場所。仲間への信頼感からつい貴重品の管理が甘くなる人もいないだろうか。そうした中で問題になるのが、職場内での窃盗事件だ。
東京都の40代女性(医療/年収800万円)は、「フロアーに所属しているスタッフ以外入れない休憩室で、現金盗難に遭いました」と嘆く。一体女性になにがあったのだろうか。(文:中島雄太)
「お金だけじゃなく、お菓子も盗まれていた」
女性は普段から財布にお札を数枚残しているため、数ヶ月間、盗難の被害に気づかなかった。しかし職場内で「お札を抜き取られた」という人が複数現れたことをきっかけに女性も自身の被害を察知するようになる。
「入り口の防犯カメラを見て、内部犯行だということがわかりました。それでも犯人が誰かまでは特定できませんでした」
その後、病院内では注意喚起がされたが、抜き取りは一向になくならなかった。事態が動いたのは、年度末のことだった。
女性は、「年度末に退職者が数名いて、そこからピッタリと抜き取りがなくなりました」と振り返る。そこから犯人の目星をつけていったが、結局犯人を特定するまでは至らなかった。
盗難に遭っていたのは、お金だけではなく、名前が書いてあるアイスや差し入れのお菓子も大量になくなっていた。「こんな最低の職場なので、良い人ばかり辞めていきます」と女性は嘆いている。
「盗難や車上荒らしを自分から自慢げに話してきた」
東京都の40代男性(サービス/500万円)は、「事務所荒らしを自白し、今も事務所荒らしや、車上荒らしをしているアルバイトが居ます」と信じがたいエピソードを語る。
男性は盗みを繰り返す職場の同僚について、「入社当時は素直ですごく気が利き、人を持ち上げるのが上手く職場では人気の人物だった」と評価するも、「彼が来てから財布の中身が抜き取られる様になった」と盗難の被害についても綴っている。
「最初は自分の間違いだと思いましたが、暫くしてからまた1万減っていました。勤続20年間で今まで盗まれたことがなかったので、ショックでしたが事件にはしませんでした」
男性が驚いたのは、そのアルバイトの告白だ。
「自分からロッカー荒らしをしていると自慢げに話し、さらに実演までして見せました。彼は平然とロッカーの中にある物を貸せと言ってきました」
と振り返る。さらには車上荒らしまで行い、「財布に8000円しか入って無かった」と言うなどやりたい放題だった。
男性は社長に相談したが、アルバイトは口が上手く、埒が明かなかったという。男性は「本当に外ヅラが良く、彼の素顔を知らない人は、『彼は良い人』と言います。口が上手い人ほど信用出来ないとつくづく思い知らされました」と嘆いている。
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