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アルファタウリ・ホンダのガスリーが最速。角田は8番手【タイム結果】F1第6戦アゼルバイジャンGPフリー走行3回目

2021年06月05日 19:31  AUTOSPORT web

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2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPのフリー走行3回目が行われ、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは15番手、セルジオ・ペレスは2番手、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は8番手となっている。

 気温27度、路面温度53度というドライコンディションで、現地時間13時にセッションがスタート。ハースの2台がソフトタイヤを履いて真っ先にコースへ出て行き、続いてフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がミディアムタイヤでコースイン。メルセデス勢やフェラーリ勢もミディアム、角田やアルファロメオ勢はソフト、マクラーレン勢やペレスはハードタイヤだ。

 1分45~46秒台のタイムが並ぶなかペレスが1分44秒404でトップに立ち、角田が0.5秒差で2番手に続く。角田はペレスを上回る1分43秒447でトップに立つと、初日に好調だったフェラーリのシャルル・ルクレールが0.1秒差で2番手に、カルロス・サインツが0.6秒差で3番手につけた。その後角田と同じソフトを履くガスリーが1分43秒187でトップに立った。

 セッションの折り返しを前に、ハードタイヤで5番手につけていたフェルスタッペンがターン15でバリアに突っ込んでしまった。フェルスタッペンのマシンは右フロントが曲がってしまっており、バックして走り出すことはできず、セッションは赤旗中断となった。

 残り時間25分のところでセッション再開。ここで角田やペレス、ルクレールらは新品ソフトを投入した。最後までコースインを遅らせていたアストンマーティンのランス・ストロールがこの時点で4番手に飛び込んでいる。ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン3で曲がり切れなかったことでイエローフラッグが出てしまい、ルクレールはアタック中断を強いられた。再度アタックへ向かったルクレールは1分42秒778をマークするが、ペレスがそれを上回る1分42秒595を記録。ガスリーが1分42秒838で3番手、アロンソが1分43秒080で4番手に続いている。

 残り8分を切ったところで、今度はジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がターン1の先でストップし、VSC(バーチャルセーフティカー)が出された。ラッセルのマシンは迅速にコース外へ運び出され、すぐにVSCは解除された。

 終盤には各車タイムを更新するなか、ガスリーがセクター1と2で全体ベストタイムをマークし、1分42秒251とトップでセッションを終えた。2番手にペレス、3番手にセクター3で全体ベストを記録したルイス・ハミルトン(メルセデス)が入った。4番手以下ルクレール、サインツ、ノリス、アロンソ、角田、エステバン・オコン(アルピーヌ)、リカルドというトップ10となっている。

■2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps110P.ガスリーアルファタウリ・ホンダ1’42.25116211S.ペレスレッドブル・ホンダ1’42.59519344L.ハミルトンメルセデス1’42.69716416C.ルクレールフェラーリ1’42.77816555C.サインツJr.フェラーリ1’43.0061764L.ノリスマクラーレン1’43.01115714F.アロンソアルピーヌ1’43.08015822角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1’43.24419931E.オコンアルピーヌ1’43.29415103D.リカルドマクラーレン1’43.55717115S.ベッテルアストンマーティン1’43.585131218L.ストロールアストンマーティン1’43.682131377V.ボッタスメルセデス1’43.74516147K.ライコネンアルファロメオ1’43.826171533M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1’43.9846166N.ラティフィウイリアムズ1’44.054171799A.ジョビナッツィアルファロメオ1’44.113111863G.ラッセルウイリアムズ1’44.434121947M.シューマッハーハース1’45.28217209N.マゼピンハース1’45.71112