どんなことであれ、人には得意・不得意がある。部屋の掃除に関しても例外ではなく、どうしても「片付けられない人」は存在する。しかし、そんな彼らにも"言い分"はあるので聞いてほしい。
沖縄県の20代女性は、自他ともに認める"衣装持ち"で、
「どれも思い入れがあるし、『これはまだ着るかもしれない』と思うと捨てられない。服は消耗品だが、捨てられないまま毎シーズン1枚は増えるので収納に困る」
と悩みを打ち明ける。愛着のある品をなかなか捨てられないことに、共感する人は多いのではないだろうか。(文:福岡ちはや)
「これはまだ使えるのでは?」→「結局使わないので、たまる一方」
広島県の40代女性も、典型的な物を捨てられないタイプの人だ。「趣味が多くて、いろいろ集めてしまう」と語る女性は
「ドラえもんのスモールライトで小さくして保管したい。定期的に照射しないと、最悪な結果になるけど」
とぼやく。女性の発言から、いかほどのスピードで物がたまっているのか、容易に想像できるから面白い。
群馬県の20代男性は、机の上に物をため込むクセがある。「常に机の上にプリントやら書籍やらが置いてある」と言い、
「『これもまだ使えるのではないか』と不要なプリントを取っておいてしまう。でも結局使わないので、たまる一方」
とこぼした。片付けられない人の中には、物を捨てることに一種の不安を感じる人が多いのかもしれない。
「片付け・掃除より、遊びや買い物を優先してしまう」
「忙しくて片付ける暇がない」と語る人もいる。鹿児島県の60代女性は「片付け・掃除より、遊びや買い物を優先してしまう」と明かす。
「『ストレス発散しなきゃ』や『用事をすませなきゃ』と言い訳しながら、片付けを後回しにしている。洋服と本が多く、昔実家の母が積み上げてまとめてくれた雑誌やマンガも、まだ放置中」
都内の30代女性は「片付けなくても日々の生活はできるから、片付ける気になりません」と本音をもらす。ただ、そんな女性も片付けに精を出す日がある。
「休みの日だけど、やることがないときとか。あとは友人が遊びに来るときなど、そういうタイミングで一気に片付けます」
確かに部屋が多少散らかっているからといって、生活に支障はないだろう。周りに迷惑をかけるレベルでなければ、特に気に病む必要はないのかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き部屋が汚い人、捨てられない人のほかあなたの職場のサイコパスやオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。