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ロードスター・モデル、「新型BMW S 1000 R」を発表

2021年06月04日 11:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ビー・エム・ダブリューは6月18日、「新型BMW S 1000 R(エス・セン・アール)」を販売開始する。

同車は、同社が誇るスーパー・スポーツ・モデル「BMW S 1000 RR」のエンジンやシャシーを受け継いだロードスター・モデル。刺激的なロードスターのスタイリングと、スーパー・スポーツ・バイクの運動性能を融合したモデルとなっている。

「BMW S 1000 RR」をベースにしながら、必要最小限の装備のみを採用することで、ダイナミックで俊敏なレスポンスを実現。新開発された並列4気筒エンジンは5kg軽量化され、ギア比を最適化することで、幅広い回転域でより快適な乗り心地を実現すると共に、最高出力121kW(165ps)/11,000rpm、最大トルク114Nm/9,250rpmを発揮する。

さらに、4、5、6速のギアを最適化(ロングレシオ化)することで、郊外での走行でも騒音を抑えると共に、燃費性能を高めるためエンジン回転数を制限している。

「BMW S 1000 RR」をベースにフレックス・フレーム、吊り下げ式スイングアームを採用した新開発の軽量サスペンションを装備。機能面では、バンクさせたままブレーキをかける際の安全性を向上させるABS Pro、トラクション・コントロールやウィリー制御機能が装備されたダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)など、極めて多様な制御機能を備えている。そして様々な走行条件に適応させるため、3つの走行モード「Rain」「Road」「Dynamic」が備わっている。

6.5インチのTFTディスプレイは、外光条件が悪い際でも高い視認性を備え、ライダーの目的に応じて表示内容をカスタマイズすることが可能。また、新型LEDヘッドライトおよびLEDライト・ユニットを標準装備しており、夜間走行時の安全性を確保している。

さらに、リヤ・ターン・インディケーターは「BMW S 1000 RR」と同じものが装備されており、テール・ライトおよびブレーキ・ライトの機能を備えている。なお、同モデルも他のモデルと同様にETC 2.0を標準装備している。

メーカー希望小売価格(税込)は、「BMW S 1000 R」178万円。「BMW S 1000 R プレミアム・ライン」198万7,000円。「BMW S 1000 R Mパッケージ」214万3,000円。「BMW S 1000 R プレミアム・ライン Mパッケージ」235万円。(エボル)