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「何か嫌なことされそう!」初めての注射で何かを察した子猫の表情

2021年06月03日 16:31  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

「何か嫌なことされそう!」初めての注射で何かを察した子猫の表情

 大きく目を見開き、キャリーケースの向こうからこちらを見ている黒い子猫。その表情からは、なんともいえない不安が感じられます。それもそのはず、この子はこれから「初めての注射」に出かけるのです。待ち受ける運命は知らないはずなのに……何かを察してる?


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 その表情から「何か分からないけど、嫌なことされるような気がする!」と、恐れおののく感情が見てとれるのは、Twitterユーザーの山本さん(@turi2018)のご両親宅で暮らしている子猫さん。まだまだ小さく、無邪気な年頃です。


 普段は愛くるしさを振りまいている子猫さん。しかし、これから初めての予防接種に向かうとなると、支度する人の様子から何かを察したらしく、目をまん丸に見開き、なんとも言えない不安げな表情になってしまいました。


 その姿と接種証明書の写真を並べ「はじめての注射に何かを察した猫 接種直前の隠しきれない不安が収められてて笑った」と山本さんはツイート。接種証明書の写真は別カットだということが分かるので、不安げな表情がずっと続いていたことがうかがえます。


 人間でも注射を嫌がる人が多いように、大抵の犬や猫も注射は大嫌い。やっぱり痛いからかなと思っていましたが、この子猫さんの表情を見ると、経験がなくても「嫌なこと」の気配を察してしまうようです。


 さぞかし注射の際は嫌がったんだろうな……と思い、山本さんにうかがうと、車で病院に近づくにつれ「ニャーニャー」と鳴き始め、着くとキャリーケースから出たがらなかったそう。キャリーケースから出た後も不安を隠しきれない様子だったそうですが「先生がうますぎて、本人(猫)が注射されたことに気づかない感じで打ち終わりました」とのこと。無事に終わってなによりです。


 注射が終わった子猫さんは「安心したのか、スヤスヤとキャリーケースで寝ていました」と山本さん。出かける際は不安を隠しきれない様子で心配でしたが、注射自体では痛い思いをしなかった分、これからは病院を怖がらないでくれるといいですね。



<記事化協力>
山本さん(@turi2018)


(咲村珠樹)