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教習中にあおり運転被害に遭った30代男性「それよりもハイビーム攻撃にマジギレした教官のほうが怖かった」

2021年06月02日 18:30  キャリコネニュース

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令和に入り、あおり運転の取り締まりが本格化している。それは一時の飲酒運転の防止強化に見られる勢いだ。違反者には運転免許取消処分が科されるなど、厳しい道路交通法も新たに設けられた。

今後、摘発が増えれば、あおり運転被害は急激に減少していくだろう。とはいえ現時点では、あおり運転を重大違反と認識していない人もいるようだ。今回はキャリコネニュースに寄せられた、あおり運転の被害者の声を紹介する。(文:鹿賀大資)

「急いでいる気持ちはわかりますが、他人を巻き込むのはやめてほしいです」


鳥取県の50代女性(正社員/年収350万円)は法定速度内での走行中に、あおり運転の被害に遭った。

「そこは制限速度70キロの自動車道でした。ふとバックミラーを確認したら、4tトラックがいつの間にか後ろに。車間距離を縮めて来るため、思わず加速してしまいました。しかしトラックは離れることなく、追走するかのようにつけていました」

その後、トラックからパッシングを受け、危機を感じた女性は警察に電話通報。しばらく走行していると、ゼブラゾーンで待機していた覆面パトカーが視界に入った。

「パトカーはすぐに動きましたが、その地点はちょうど1車線から2車線に広がったところだったので、トラックは逃げてしまいました。急いでいる気持ちはわかりますが、他人を巻き込むのはやめてほしいです」

ほかにも、福岡県の50代男性(正社員/年収400万円)は

「2車線道路の走行時、後ろにぴったりつけられた。左側車線を法定速度で走っていたのに」

と書いている。

「毎日2台くらいのペースで、近距離まで近づかれ、あおられていますね」

愛媛県の40代男性(派遣社員/年収250万円)は現在の場所に引っ越しをしてから、あおり運転の被害に遭うことが増えた。男性は車の後方部にもドライブレコーダーを設置しており「『車間距離注意』のステッカーも付けています」と言うが、あまり効果はないようだ。

「毎日2台くらいのペースで、近距離まで近づかれ、あおられていますね。この辺りの人は、『あおられて困っている人=何も文句を言えない人』と狙ってあおるみたいですね」

ほかには、

「自動車教習所の教習中に、合宿所付近の幹線道路でトラックからあおられた。しかし私は正直なところ、教習に必死でよく理解できず。それより教官がハイビーム攻撃にマジ切れで、そっちの方が怖かった」(30代男性/埼玉県/正社員/年収750万円)

という声も寄せられていた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あおり運転に遭ったことはありますか?」のほか部屋が汚い人、捨てられない人や東京五輪、開催するべき? 中止するべき?などのアンケートを募集しています。