同製品は、2.4ghz無線シリアル通信でPCに接続し、グローブ以外に大掛かりな機器は不要なため取り扱いが容易。各種モジュールやバッテリーなどを内蔵している手の甲の部分は、115mm×115mmの立方体に収まる程度のサイズ感で、ひとつのグローブの重量は320gとなっています。バッテリーは容量3450mAhのリチウムイオン電池を搭載し、連続使用時間は平均2.5時間とのこと。
リアルとバーチャルを融合するテクノロジーゼロシーセブンは、2020年にManus VR社製のVRグローブ「Manus Prime Ⅱ」シリーズやVR向け統合型モーションキャプチャソリューション「Manus Polygon」の取り扱いを開始しています。これらは、手や全身の動きをVR空間にリアルタイムにストリーミングする製品です。
今回の「SenseGlove Nova」がVRの中の感覚を現実に再現するものだとするならば、まったく逆の役割を果たす製品と言えるかもしれません。とは言え、「Manus Prime Ⅱ」シリーズには触覚モジュールを備えフィードバックを感じられるモデルもあるようですが……。このような製品によって、リアルとバーチャルの垣根は徐々に薄れていくのでしょうか。
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