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ネット中傷の啓発団体「この指とめよう」小竹代表、自らの暴言ツイートが問題視され謝罪

2021年05月30日 22:01  弁護士ドットコム

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SNSでの誹謗中傷を減らすことを目標とした一般社団法人「この指とめよう」の代表理事、小竹海広さんが過去の投稿が問題視された件で、小竹さんは5月30日、ツイッター上で謝罪文を投稿した。


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この中で、小竹さんは「私が過去に、SNSで傷つけてしまった方や、その家族、関係者様、支援企業・運営関係の皆さま、全ての方に心からお詫びを申し上げます」「自分の未熟さを後悔し、反省しております」と謝罪した。



今後の活動については、「猛省を深め、『SNSでの誹謗中傷を減らす』という理念のもと、方向性の見直しを含めて、関係各所との熟議を重ねて参ります」としている。



「この指とめよう」は今年5月25日、コピーライターの小竹さんが発起人として設立された。アドバイザリーボードのメンバーには、ジャーナリストの津田大介さんやブロガーのはあちゅうさんなどが入っている。



ツイッターに啓発広告を配信するほか、今後子ども向けの啓発図書を作成し、2025年までに誹謗中傷ツイート件数を半減することを活動目標としている。



ネットでは、小竹海広さんが過去に自身のツイッターで、子役タレントについて「死ね」と書いたりアイドルグループについて「風俗嬢にしか見えてないし」などと呟いたりしていたことが問題視されていた。



●小竹さんの謝罪全文

過去の私の不適切なツイートについて お詫び



私が過去に、SNSで傷つけてしまった方や、
その家族、関係者様、支援企業・運営関係の皆さま、
全ての方に心からお詫びを申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。
今回の件で、過去のツイートが再拡散してしまったことにより、
さらに傷を深めてしまった当事者の方・ご関係者様につきましては、
何とお詫びを申し上げていいか分かりません。
この度は多大なる心傷とご迷惑をおかけしてしまい、
心の底から申し訳なく、幾重にもお詫び申し上げます。



自分の未熟さを後悔し、反省しております。
皆様に頂いた多くのご批判を真摯に受け止める所存です。
投稿を削除し、アカウントに鍵をかけ、
謝罪が遅れた事も誠に申し訳ありませんでした。



今後の活動につきましては、猛省を深め、
「SNSでの誹謗中傷を減らす」という理念のもと、
方向性の見直しを含めて、関係各所との熟議を重ねて参ります。



今回の事案に関しまして、重ねてお詫び申し上げます。



2021年5月29日 小竹海広