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産後も自分のペースを貫く夫に不満「オムツや着替えを頼んでも"わかった"と言いながらスマホやYouTube」

2021年05月27日 12:30  キャリコネニュース

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愛を誓って結婚した相手でも、長い時間を共にしているうちに不満は募っていくもの。キャリコネニュース読者からは、パートナーに対する不満の声が寄せられている。

今回は「子どもが生まれるまでは結婚後もとてもラブラブで幸せだった」という埼玉県の30代女性の胸の内を紹介する。(文:コティマム)

「テレビやスマホを見始めたら私や子どもの存在は視界に入っていない」


結婚10年目の女性には4歳になる子どもがいるが、「産後は夫の嫌な所にばかり目がいくようになった。とにかく子育てにおいて戦力にならない」と嘆く。

「娘が赤ちゃんの頃から、『お風呂に入れる』『公園に連れていく』『オムツを替える』という行為だけで、子育てをやった気になっている」

と夫の「やったつもり」にモヤモヤするようだ。しかし女性が最も腹が立っているのは「夫が産後も『自分のペース』を貫くこと」だという。

「こちらは産後からずっと、『あと10秒でいいから寝ていたい』『今トイレに行きたい』『今食事をしたい』といった自分の小さな欲望を我慢し、子どものペースに合わせざるを得なかった。ご飯を作りながらキッチンで立ったまま食べたり、自分のすべき事を後回しにして、24時間子どものペースで動いてきた」
「でも夫は『オムツを替えて』『着替えさせて』と頼んでも、『わかった』と言いながらずっとテレビやYouTube、スマホを見ている。『自分のやりたい事、自分の時間』が終わってからようやく動くので、子どももぐずる。結局先に私がやることになる」

夫の『自分ペース』はこれだけではないようで。

「洗濯が終わったので干そうとしたら、『俺がやるから置いてて』と言うので任せると、ずーっとテレビを見て干さない。トイレに行ってずっとスマホを見て出てこない。『今やってくれる』と思ったから任せたのに、結局私がやる。テレビやスマホを見始めたら、私や子どもの存在は全く視野に入っておらず、話しかけても返事なし。こんな事がたくさん」

と不満を挙げ出したらキリがない。

「子どもを友達に会わせたがるが、外へ連れていくための準備はしない」

夫の育児、家事に不満がある女性だが、夫は外では「面倒見のいいパパ」で通っているという。

「夫は子どもを自分の友達に会わせたがるが、外へ連れていくための準備(着替えやぐずった時用のおもちゃ、飲み物、タオルなどの用意)はしない。しかも道中で子どもがぐずろうものなら不機嫌になる。でも友人に子どもを会わせている間は笑顔で良いパパになる。 面倒臭い部分は全て私」

こうした"良いとこ取り"の夫の育児に、女性は複雑な思いがあるようだ。また女性は仕事もしており、産後は働き方も変えざるを得なかった。

「仕事をしながら子どもの面倒を見て家事をするのは本当に過酷。子どものお迎えも私担当。今でこそもう慣れたが、産後に働き方も生活スタイルも、自分のペースもガラっと変わった私と、生活スタイルも仕事環境も今までと同じで自分の行動を優先する夫。こういう『ペースの違い』が明確になるにつれ、どんどんしんどくなっていった」

子育てをきっかけに夫婦関係が変化することは少なからずあるだろう。話し合いや歩み寄り、感謝の気持ちを伝えるなどして解決していくしかないが、一度生まれた心の溝を埋めるには時間がかかるかもしれない。

女性も夫との「これまでの幸せだった記憶や愛情」は感じているという。しかし「産後から疲れることやイライラすることばかりで、不満ばかり溜まっている。子どもが大きくなれば落ち着くのか、それとも冷めた気持ちや溝はさらに深くなるのか」と自分の気持ちが分からなくなっているようだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「夫・妻に対する不満」のほか「夫・妻に対する不満」や「モンスター新人目撃談」などのアンケートを募集しています。