周囲の目が気になってしまう職場恋愛。周りから祝福されるならまだしも、一歩間違えれば職場を敵に回すことも。やはりお互いの立場もあるため、軽率な行動には注意した方がいいだろう。そうしたなか、キャリコネニュース読者からは
「違う部署の年下の上司に、片思いをしていました。ブラック職場でしたが、彼と話しができたり、2人で外勤に出たりするのが楽しみでした。結果的に私の退職後から、付き合いが続いています。私が退職したいと相談していた頃から、彼もその気だったらしいですよ」(岡山県/40代女性/営業職/年収300万円)
という声が寄せられている。何ともスマートかつ無難なケースといえるが、中には波乱の職場恋愛を経験した人もいるようだ。都内在住の30代男性(事務・管理職/年収550万円)は「数年前に新たな配属先で出会った方とお付き合いをすることに。結婚前提だったので、婚約までトントン拍子に進みました」と続ける。(文:鹿賀大資)
「元婚約者同士の新天地は、同じ機関の違うフロアだった」
男性は人事面談の席でも、結婚を控えているため「遠方の異動はしたくないです」といった旨を伝えていた。幸いなことに、人事の方も理解していたという。ところが事態は急展開。些細なケンカを発端に、あろうことか婚約破棄にまでいたってしまった。
「直近の人事面談で、そのことを話さない訳にもいかず………。結果的に異動先の上役も巻き込んで、てんやわんやした挙句、2人とも飛ばされることになりました。しかし元婚約者同士の新天地は、なんと同じ機関の違うフロアだったのです」
そんなある日、男性は元婚約者と偶然にも社内で鉢合わせたという。しかし女性の女性はパニックになっていた、とのことだ。
上司が女性社員とダブル不倫「ギスギスした雰囲気が続いた」
神奈川県の50代男性(ITエンジニア/年収850万円)は、かつて上司の職場恋愛に巻き込まれた経験を語る。それは週末に部署の飲み会をしていた時で、上司が会社携帯を紛失したことに端を発する。参加者の証言を基に記憶をたどったところ、どうやら2次会のカラオケ店を出たあとに紛失した、というところまでは突き止められたそうだ。
「警察への紛失届案も浮上し、もう一度、全員で解散後の行動を話し合いました。しかし上司は答えませんでした。埒があかなかったので、最終的に社長面談へと発展。すると上司は、解散後に女性社員と一夜を過ごしたと白状したみたいです」
社内が騒然とするなか、その女性社員が午後から出社してきたという。その時点で、女性社員は職場の状況など露知らず。開口一番、「会社携帯を忘れてましたよ」と上司に言い放った。ちなみに上司も女性社員も既婚者。ダブル不倫の関係を知った職場内は、しばらく男女間でギスギスした雰囲気が続いたそうだ。
ほかには、
「同僚間の職場恋愛で、女性の方から八つ当たりを受けました。詳細は割愛しますが、男性から性関係のことで嫌な思いをしたとか。でもなぜ、その捌け口が私なの?と思いましたよ」(30代男性/三重県/個人事業主/年収100万円未満)
という声も寄せられていた。
※キャリコネニュースでは引き続き職場恋愛で大変な目にあった人のほか職場で起きた窃盗事件や共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。