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「トラサルディ」のクリエイティブディレクターにGmbHの2人が就任、2022年秋冬から

2021年05月26日 17:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)セルハト・イシック(Serhat Işık)、ベンジャミン・アレクサンダー・ヒュズビー(Benjamin A. Huseby) Image by: Mustafah Abdulaziz
「トラサルディ(TRUSSARDI)」が、新クリエイティブディレクターにベルリン発のブランド「ゲーエムベーハー(GmbH)」の創業者であるセルハト・イシック(Serhat Işık)とベンジャミン・アレクサンダー・ヒュズビー(Benjamin A. Huseby)を起用すると発表した。イシックとヒュズビーによるファーストコレクションは2022年秋冬シーズンを予定する。

 トラサルディは、ダンテ・トラサルディ(Dante Trussardi)が1910年に創業。ブランド100周年にあたる2011年にウミット・ベナン(Umit Benan)をクリエイティブディレクターに迎え、2012年春夏シーズンから4シーズンにわたりメンズとウィメンズの両ラインを手掛けた。2013-14年秋冬シーズンに退任後、2014年春夏シーズンから創業者のひ孫にあたるガイア・トラサルディ(Gaia Trussardi)がコレクションを手掛けていたが、2018年に同職を辞した。
 新クリエイティブディレクターのイシックとヒュズビーは2016年にゲーエムベーハーを設立。同ブランドは今後も継続する予定だという。トラサルディでCEOを務めるSebastian Suhlは「イシックとヒュズビーは、トラサルディにユニークで力強いヴィジョンをもたらすでしょう。モダンで責任あるライフスタイルの発信を意識し、彼らと共に新たな旅を始めることを心から楽しみにしています」とコメントした。