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ジャガー、初のPHEVモデルを20台限定で日本初導入

2021年05月26日 17:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは5月21日、コンパクト・パフォーマンスSUVである「E-PACE」の特別仕様車「E-PACE PHEV LAUNCH EDITION」限定20台を、受注開始した。

同モデルは、ジャガーが初めて日本導入するプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデル。1.5リッター直列3気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最高出力147W/200PS)とエレクトリック・リア・アクセルドライブ(ERAD、最高出力80kW/109PS)を組み合わせた先進のP300e PHEVパワートレインを搭載している。エンジンとモーターの両方を合わせた最高出力は227kW/309PS、最大トルクは540Nmで、0-100km/h加速は6.5秒、最高速度は216km/hを発揮する。

床下に配置しているリチウムイオンバッテリーの容量は15kWhで、200Vの普通充電に対応しており、自宅や公共施設、商業施設で充電することが可能。なお、充電ソケットは洗練された「E-PACE」のデザインを損なわないよう、ボディ左後方部にレイアウトしている。

走行モードは「EVモード」「ハイブリッドモード」「アテインモード」の3種類から選択でき、「EVモード」では最長55kmをモーターのみで駆動し、ゼロエミッション走行が可能。「ハイブリッドモード」は状況に合わせて最適なパフォーマンスと効率的なドライビングができるよう、エンジンとモーターを自動的に切り替えて走行する。

バッテリー残量が0%と表示されている場合でも、車両が全輪駆動を必要とする場合に備えて、約20%の電力を残す設定になっている。「アテインモード」では、エンジンを主動力源として使用し、バッテリー残量85%を維持、または85%となるよう充電。70mph(112㎞/h)で走行した場合、約90分間で85%に到達する。

この特別仕様車は「E-PACE」のスポーティさを際立たせながら充実した装備が特徴。ブルーファイヤーブルーのエクステリアカラーにサテンダークグレイの20インチホイールを合わせ、さらにインテリアにはシックな色味のクラウドのウィンザーレザースポーツシートを採用している。

そして、車内を明るくするパノラミックルーフ、プレミアムアップグレードインテリアパック(空気清浄システム、プレミアムキャビンライト、イルミネーテッドトレッドプレート)や、テクノロジーパック(ワイヤレスデバイスチャージング、ClearSightインテリアリアビューミラー、ヘッドアップディスプレイ、インタラクティブドライバーディスプレイ)など多彩なオプションを特別装備し、利便性も向上させた。

限定20台で、価格は933万4,000円(税込)。さらに、EVライフを楽しめるよう、同モデルの購入特典として、同社推奨の家庭用充電器(戸建て向け標準工事費用含む)を無料で付帯する。

なお、2021年5月22日から5月30日までの期間限定で、「JAGUAR POP UP ショールーム」を東京都南青山にオープン。会場では「E-PACE PHEV LAUNCH EDITION」の実車を日本初公開し、電動化へ向かう新たなジャガーの世界観を発信していく、としている。(エボル)