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東武鉄道、隣席特急券の特例購入を6月に再び実施 - 対象列車を拡大

2021年05月24日 18:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東武鉄道は、通常1名の乗車に対し1席分としている特急券の発売に関して、ソーシャルディスタンスを確保した乗車を希望する乗客向けとして、6月1~30日の期間に対象列車を拡大し、隣席の特急券を小児特急料金で同時購入可能にすると発表した。

この取組みは前回、3月13日から4月25日まで実施し、好評だったことを受け、対象列車を拡大して再度実施することとなった。1人で乗車する場合でも、隣席を気にすることなく特急列車を利用することができる。

平日は浅草駅を16時50分までに発車する下りの特急列車と、上りの特急列車全列車が対象。「アーバンパークライナー」は浅草発を除く全列車が対象に。土休日の下りは浅草駅を11時30分以降に発車する日光線の特急列車と伊勢崎線の全列車、上りは特急列車全列車が対象となる。

1名分の特急券を購入する際、同時に隣席の特急券を小児特急料金で購入可能とするが、隣席がすでに販売済の場合、購入はできない。同時に購入する小児特急券に対する乗車券は不要。東武線の駅窓口(東上線の駅と押上駅、治良門橋駅、東武線の無人駅を除く各駅)にて購入でき、駅の券売機やチケットレスサービスでは取扱いを行わない。払戻しの場合は所定の手数料(100円)を両方の特急券から収受し、乗車変更の場合も両方の特急券を同時に変更することになる。(木下健児)