トップへ

喪主経験者の6割超が葬儀後に後悔 - 最も多かった後悔の内容は?

2021年05月22日 11:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
公益社は5月17日、第2回「ライフエンディングに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2021年3月16~18日、調査対象は喪主または葬儀を執り行ったことのある40~70代の個人、有効回答は1,000人。

○後悔していること、1位「葬儀費用」

葬儀のことで知っていればよかったと後悔していることがある人は全体の61%。具体的には、「葬儀費用」が69%(425人)で1位となり、以下、2位「葬儀社の選び方」(206人)、3位「葬儀の流れ」(175人)、4位「葬儀のマナー」(170人)、5位「葬儀の種類」(152人)と続いた。

葬儀以外のことで知っていればよかったと後悔していることがある人は全体の52%。具体的には、1位「相続」(213人)、2位「お墓」(152人)、3位「遺品整理」(143人)と続き、葬儀後の知識を持たない人が多いことがわかった。

葬儀費用を準備しているかとの問いには、53.1%が「している」と回答。準備方法については、1位「葬儀用に貯金」(312人)、2位「生命保険(死亡保険、葬儀保険等)」(240人)、3位「互助会」(86人)となった。

葬儀関連で準備しておいてよかったことを聞くと、1位「葬儀会社を決めていた」(222人)、2位「個人から葬儀への希望を聞いていた」(119人)、3位「護持会に入っていた」、4位「葬儀用の貯金をしていた」(107人)、5位「故人の荷物の整理」(88人)と続いた。

故人に生前聞かずに後悔していることは、1位「葬儀についての希望」(174人)、2位「遺品の整理について」(173人)、3位「葬儀に呼びたい人」(143人)、4位「財産・相続について」(140人)、5位「遺影写真をどれにするか」(96人)となった。(御木本千春)