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旧原美術館が建物解体、1938年に建築

2021年05月21日 16:52  Fashionsnap.com

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旧原美術館 Image by: FASHIONSNAP.COM
建物の老朽化に伴い今年1月に閉館した旧原美術館が、5月24日から建物解体工事に着手する。対象となるのは旧原美術館と隣接する旧原邸で、工事完了は9月17日を予定。工事発注者の日本土地山林は解体工事の詳細について「検討中でコメントを差し控える」とした。

 旧原美術館は、実業家・原邦造の邸宅として1938年に建築された建造物を再利用する形で1979年に開館。創業以来、美術館運営のために改修や増築を行ってきたが、竣工から80年以上が経過しているため、建物の老朽化を理由に閉館した。同館で収蔵されていた作品は、現在の主要な活動拠点として営業している群馬県渋川市の「原美術館 ARC」で展示している。