「無印良品」を展開する良品計画がこのほどサブスク解禁した店内BGMが、ネット上で話題になっている。同社はこれまでに店内BGMで使われている楽曲を収録した24枚のCDをリリース。今回、CDを買わなくても複数のプラットフォームでおなじみの音楽を聴けるようになった。
楽曲配信しているプラットフォームは「Amazon music」「Apple music」「AWA」「LINE MUSIC」「Spotify」「YouTube Music」の6種類。提供プラットフォームは今後も追加される予定だという。
「最高の作業用BGM」「在宅BGMはこれで決まり」
24枚のアルバムにはそれぞれ「Paris」「Ireland」などの国や都市の名前がタイトルに付けられている。「暮らしの中から生まれ、時代を超えて暮らしに息づく音楽」をテーマに、地域ごとの民族音楽を収録。公式サイトによると、すべての楽曲が現地の演奏家によって奏でられており、現地でレコーディングを行っているという。同社は、
「時代に浪費される音楽とは一味違う暮らしに寄り添った『素顔の音楽』の魅力をお楽しみください」
と呼び掛けている。
編集部でも複数のアルバムを聴いてみたところ、ボーカルの入っている楽曲もあり、無印良品のイメージとあまり結び付かない楽曲も多かった。ただ、家庭でのヒーリングミュージックや在宅勤務中のBGMとして活用するのは良さそうだ。
無印良品で週3回以上、買い物をするという埼玉県の20代女性も早速サブスクでチェック。「アルバム『BGM25 Ireland』に収録されている『Langstom's Set』『Polkas』は無印でよく聴く気がする」と印象を話す。
はてなブックマークでも「最高の作業用BGMきたこれ」「今日の在宅BGMはこれで決まりさ!」とサブスク解禁を歓迎する声が大半だった。