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ミュールローファーがメンズのトレンドに?ラグジュアリー回帰やステイホームが後押し

2021年05月20日 16:11  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

マーティン ローズの公式サイトより
ストリートブームによるスニーカー人気が落ち着き始めた中、メンズ市場でミュールローファーが注目を集めている。「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」や「トム フォード(TOM FORD)」「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」「ボース(both)」など様々なブランドが展開している。

 ミュールは、2000年頃のウィメンズ市場で人気を博したアイテム。以降は定番アイテムとして扱われていたが、2019年頃から再びウィメンズマーケットで人気が再燃している。メンズでは2020年頃から踵なしのローファーを販売するブランドが増えており、その理由としてストリートブームからラグジュアリームードへの回帰に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるステイホームなどで着脱しやすいアイテムが支持されるようになったことが挙げられる。
 JW アンダーソンやトム フォード、クリスチャン ルブタン、ボースのほか、「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」「1017 アリクス 9SM (1017 ALYX 9SM)」「ミスビヘイブ(MISBHV)」といったストリートシーンで人気を集める新進気鋭ブランドなども展開している。ファッションECサイト「エッセンス(SSENSE)」では2021年春夏シーズンにミュールローファーのバイイングを積極的に行い、取り扱い商品数を拡大。「ビームス(BEAMS)」でも今シーズンからオリジナルアイテムとして展開を開始するなど注目しているという。メンズファッションにおける今夏のトレンドになるのか、その動向に関心が集まる。