イベントはYouTubeをはじめとした各プラットフォームで配信が行われており、緋村剣心役の佐藤健、雪代巴役の有村架純、斎藤一役の江口洋介、大友啓史監督が出演。現在公開中の「るろうに剣心 最終章 The Final」の興行収入が26億円を超えていることについて佐藤は、「こういった状況下ですけど、特に地方の方々が支えてくださっているなと感謝ですね。ただ僕の友人も含め、映画館が休業していて作品を観られない方々も多い。僕はある意味では本当の公開日は緊急事態宣言が明けてからだと考えています。第2の、“真の初日”に何かできたら」と感謝とともに、抱負を口にする。大友監督もこれに同意し、「俺も乗った! 観てもらえるようになんでもしますよ」と宣言した。
ここでONE OK ROCKの主題歌も解禁となる「The Beginning」の予告編が公開され、これまでシリーズすべての主題歌を担当してきたONE OK ROCKのTakaからメッセージを司会者が読み上げた。Takaはシリーズの中で「The Beginning」が一番好きであると告白し、「緋村剣心は健にしかできなかったって、『The Beginning』を観るたびに思うんです。だから僕らはそこに寄り添って、彼の心情を掬ってあげるような気持ちで、最後に曲を届けられればいいなっていうのをイメージして、今回の楽曲を作りました」とコメント。これを受け佐藤は、「今回の主題歌も本当にいい曲ですよね。僕も『The Beginning』の主題歌が一番好きかもしれないです。今回の映画では侍の生き方、幕末に生きる人間の切実さみたいなものが描かれているんですが、Takaも侍なので共感してくれたのかなと思っています」と述べた。