最近では、レトロなファッションやメイクが話題に。コスメブランドからも、1960年代を意識したコレクションが登場しています。
ファッションもメイクも流行はあれど、「かわいい!」と思うものには昔から変わらない部分がありますよね。
そんな普遍的な“かわいい”のヒントを、昔の名作映画『シェルブールの雨傘』からいただいちゃいましょう!
おしゃれ映画の代名詞『シェルブールの雨傘』illustration by machi
フランスを代表する大女優、カトリーヌ・ドヌーブさん。そんな彼女の代表作のひとつが『シェルブールの雨傘』(1964年)です。
1957年のフランス・シェルブールを舞台に、20歳の自動車整備・工ギイと17歳のジェヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーブ)の恋を描いています。
この映画には、フランスの街並みやインテリア、ファッションなど、とにかく“かわいい要素”がたくさん詰まっているんです!
ヘアメイクは、ハネ上げた太めアイラインなどのレトロな特徴は残しながら、17歳らしいかわいらしさも。アイラインは少し細めでハネ上げは控えめ、チークやリップの色も薄めなので、真似しやすいメイクになっていますよ。
1960年代みたいなフレンチガーリーメイクに挑戦illustration by machi
ヘアスタイルは、レトロな雰囲気を感じさせる“高めポニーテール”にリボンで。
リボンはその日のファッションの中の色とリンクさせて、カトリーヌ・ドヌーブ気分をアップさせてみてくださいね。
アイメイクのポイントは、やっぱりアイラインとフサフサまつ毛です!
\アイメイクのPOINT/ ・アイラインは目頭からしっかり描き始め、目尻に向かって太くする。3~5mm程度、目尻からはみ出してハネ上げて。 ・切開アイラインのポイントは、くの字にしないこと。目頭を締めないことで、しっかりアイメイクにピュア感を演出。 ・まつ毛は全体をビューラーでしっかりアップ。全体にマスカラを塗ってから、目尻側1/3にさらに重ね塗りして目尻を強調。 ・レトロ感をアップしたい時は、つけまつげをプラスして。 ・下まつ毛にもしっかりマスカラを。 ・アイシャドウは明るい色味でマットタイプをチョイス。そしてフランスの少女感を演出するには、チークの入れ方もポイント。
ほっぺた全体が赤みがかっているような、そんな頬をイメージしたチークを意識してみましょう。
\チークのPOINT/ ・パウダーチークをブラシにとり、頬骨にそって塗る。ブラシに余ったチークで下にぼかし、ほんのり赤みを広げる。 ・耳たぶにもチークをつけ、キュートさをアップ。リップは、ピンクやコーラルピンクのリップスティックでピュアな雰囲気に。適度な血色と潤いを感じさせるのが目的なので、色付きリップクリームでもOKですよ!
illustration by machi
たまには、いつもと違う雰囲気のメイクを楽しんでみるのもよさそう。
古着屋さんで見かけるレトロなワンピースに合わせて、思いっきりキュートなフレンチガーリースタイルに仕上げてみて!