米歌手ジャスティン・ビーバー(27)が、ドレッドヘアを両端でお団子にした“スペースバンズ”のヘアを披露した。ジャスティンは先月、ドレッドヘアにイメージチェンジするも「文化の盗用」とSNSで物議を醸していた。フォロワーからは現在も「切って欲しい」「丸刈りの方がマシ」と新しいヘアに反対する声が殺到している。
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ジャスティン・ビーバーが現地時間14日、自身のInstagramで先月にイメチェンしたドレッドヘアを2つにまとめ、スペースバンズにした姿を公開した。
1枚目は白とブルーのジャケット姿で、2枚目はツイードのジャケットを着用している。ともにジャスティンが車内に座り、カメラに向かって深刻な表情を見せている自撮り写真だ。
しかしジャスティンの新しい髪型はファンに不評らしく、「その忌々しいドレッドを切ってくれ」「その髪型が嫌いだ」「丸刈りにした方が10倍マシ」といったコメントが相次いで寄せられた。
ジャスティンが以前のウエーブがかったヘアからドレッドヘアに変身した姿を披露したのは、現地時間4月25日のことだった。
自身のInstagramで公開したのは、ドレッドヘアをツインテールにし赤いフレームのサングラスをかけたジャスティンが、ピンクと黒のチェッカー柄のトップスに赤いショーツを合わせ、白いハイソックスを着用した姿だった。
その後、ジャスティンは無精ひげとドレッドヘアがはっきりと見える自撮りショットを公開。約1億7500万人のフォロワーから大きな注目を浴びたものの、新しい髪型が「文化の盗用」と指摘するコメントが相次いだ。
「文化の盗用(cultural appropriation)」とは、自国以外の文化を理解や尊敬を示さずに流用する行為を指すものだ。
「ハニー、あなたが大好きだけど、これは違うわ。」
「この写真は、公開しなくてもよかったんじゃないか。」
「文化の盗用だよ。君ならもっと上手くやれるのにな。」
「お願いだから、文化の盗用について学んでほしい。ドレッドにするべきじゃないのよ。」
そういった声のほか「あなたが2016年の件から学び、ドレッドをやめることを祈るわ。どうして白人がドレッドにすべきじゃないか、調べて欲しい。お願いだから」といったコメントも届いた。ジャスティンは2016年にもドレッドヘアに挑戦して、非難を浴びたことがあった。
当時のジャスティンは自身のInstagramでサーファーを演じた短い動画を投稿、「風変わりでいるのは面白い。もしも君が不可思議な人じゃないなら、僕は君のことが嫌いだ」と言葉を添えていた。
画像は『Justin Bieber 2021年3月15日付Instagram「Date night」、2021年5月14日付Instagram、2021年4月25日付Instagram、2021年4月26日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)